自己評価による授業改善

中島 雅子著
指導と評価の一体化は、「自己評価」で実現できる!「一枚ポートフォリオ評価OPPA」を活用した授業改善を提案する一冊。
はじめに序章 問題の所在とこれまでの経過,および,本研究の目的 1 本章の目的,および,研究の手順 2 問題の所在 3 これまでの経過 4 先行研究の省察 5 各章の研究目的と構造第1章 オズボーンの「構成主義」に基づく理科教育論の特質と構造 1 本章の目的,および,研究の手順 2 「子どもの科学」 3 ニュージーランドにおける理科教育の歴史的展開 4 LISPによって明らかになったこと 5 授業とカリキュラム 6 結論第2章 「構成主義」に基づく,概念の形成過程を重視した自己評価を成立させるための理科授業のあり方 1 本章の目的,および,研究の手順  2 「生成的学習モデル」とは何か 3 オズボーンらが注目した「三段階モデル」の要素 4 LISPにより明らかになった知見 5 授業における概念の形成過程の自覚化という視点 6 結論第3章 「生成的学習モデル」とOPPA 1 本章の目的,および,方法 2 授業の概要 3 使用したOPPシート 4 結果 5 考察 6 結論終章 まとめ,および,今後の課題 1 本論文のまとめ 2 理科教育の課題克服に有効な要素と教育実践への示唆 3 今後の課題補章 授業改善のための教師の自己評価 1 本章の目的,および,研究の手順 2 自己評価の課題 3 自己評価能力の育成 4 「指導の機能を持つ評価」 5 まとめ 6 結論附記おわりに索引著者略歴