「割合」指導の3つの方略
山下 英俊編著/算数教育研究チーム「ベクトル」著
なぜ「割合」は難単元なのか?割合の種類の違いを押さえることや、割合を絵図や言葉で表すことなど、割合指導を助ける3つの新提案。
序 文 「知識観」が換われば授業も変わる ――知識をつなぐ・思考をつなぐ 1. 「見えない知識」 2. 「気づき」と「問い」 3. 「見えない知識」を動かす 方略1 体系で知識をつなぐ ――倍概念のストーリー1. 6年間をつなぐ算数の知識の体系 2. 「倍概念」のストーリー 3. 6年間を貫く2つのストーリー 4. かけ算・わり算のストーリー5. 比較・測定のストーリー方略2 表現で思考をつなぐ ―― ノートでつなぐ「表現活動」 1. 「絵図化」「言葉化」による思考表現 2. 相互補完と相互強化による表現力の向上 3. 表現の多様性と思考の活性化 4. 算数的な思考の基礎表現スキルを鍛える 5. ノートで思考し、ノートでつなぐ 方略3 対話で思考をつなぐ ――ノートでつなぐ「対話活動」1. 「対話活動」の2つの働き 2. 対話の視点と着眼点 3. ノートで対話する 4. 教師の役割 実践編 3つの方略で授業を設計する ――どの子も輝く思考の過程 1. 授業設計の考え方 2. 授業設計の実際3. 授業の実践4. 授業を終えて