豊かな国語教室のための授業作法

大越 和孝著
まえがきI 話すこと・聞くこと全員発表の学級づくり〜発表したことを認め合う〜声の小さい子の指導〜近づいて聞くのは誤った指導法〜「同じです」を言わない授業〜自分の言葉で答える子に育てる〜話す力の公式〜三つの要素を大事にして〜子ども同士で話し合う〜教師ではなく仲間に話しかける〜対話で授業を活性化させる〜話し合いの基本は対話〜活発な話し合い成立の条件〜話すことがなければ話せない〜交流のある授業〜前の発言に自分の発言を重ねる〜リレー発言の効用〜ハンドサインを取り入れて〜パネルディスカッションによる活発な授業〜子どもたちの主体性を生かす〜低学年 話すことの基本十か条〜順序立てて話す〜中学年 話すことの基本十か条〜要点・中心を明確に話す〜高学年 話すことの基本十か条〜場や目的に応じて話す〜聞く力を育てる〜聞き取る練習をする〜低学年 聞くことの基本十か条〜聞く力は低学年で決まる〜中学年 聞くことの基本十か条〜中心や要点を押さえて聞く〜高学年 聞くことの基本十か条〜話し手の意図を考えながら聞く〜II 書くことノートのマス目に合わせた板書〜全員の書く速さを揃える〜作文の書き出し〜「ぼくは」「わたしは」を乗り越えて〜吹き出しの書かせ方〜視点をはっきりさせて〜場面の情景を描く〜頭の中に思い描いて書く〜一次感想を生かす〜書いた感想を授業に取り入れる〜感想の書かせ方〜どのように書くかを教えて〜教材文の構成を取り入れて〜自動車を説明する文章を書く〜日記の指導法〜子どもとの信頼関係を築く〜俳句日記を書く〜季節を見る目を育てる〜短歌日記を書く〜感じたことを短歌で表現する〜言葉の感性を育てる〜一行詩の創作〜低学年のための書く活動例〜入門期から書く活動を〜中学年のための書く活動例〜中心に書くことを明確に〜高学年のための書く活動例〜論理的思考力を育てる〜低学年 書くことの基本十か条〜書くことの嫌いな子にしない〜中学年 書くことの基本十か条〜中心のはっきりとした文章を〜高学年 書くことの基本十か条〜自分の考えを明確に書く〜III 音  読音読と黙読の使い分け〜それぞれの特色を生かして〜上手な音読ができるようになるために〜三つの原則を守って〜多様な音読を活用して〜目的に合った音読法で〜群読で全員参加の授業を〜一人ひとりの音読の力を高める〜IV 読むこと繰り返されている言葉に着目して物語を読む〜長時間かけないで読む方法〜課題を明確にして物語を読む〜教材の特性を生かして〜登場人物に心を寄せて〜表面的な読みに終わらない〜観点をもとに自力で読む物語文の授業〜自分で読もうとする姿勢を大事に〜筆者の工夫を読み取る説明文の授業〜楽しさを感じながら読む〜筆者と対話しながら読む説明文の授業〜書き手に自分の考えを語りかける〜低学年 読むことの基本十か条〜順序を読み取ることを重点に〜中学年 読むことの基本十か条〜段落の構成に目を向けて〜高学年 読むことの基本十か条〜書き手の述べたかったことを読み取る〜V 授業力を高める五つの鉄則視点となる子どもを決めて〜子どもの理解度を的確につかむ〜活動のバランスのとれた授業〜話し合いだけの授業はダメ〜子どもの発言と教師の受け答え〜あいづち型をめざす〜効果的な言語活動を行う〜目標達成のための言語活動を〜研究テーマに即した指導案〜本時の授業もテーマに即して〜