白石範孝の国語授業の技術
白石 範孝著
はじめに.第一章 白石流・国語授業とはなぜ、国語授業に技術が必要なのか.「用語」「方法」「原理・原則」 作品全体を理解する授業を.三段階の読みで誤解されがちなこと.10の観点.作品を三つに分けるために.逆思考の読み.具体と抽象.教材研究では教材の「仕組み」を読む.板書とノート.子どもが活発に発言する授業をつくるには.第二章 文学作品の技術お手紙中心人物の原理・原則を理解する授業.0きつねのおきゃくさま中心人物の変容をとらえる授業.わにのおじいさんのたから物論理的思考でおもしろさをとらえる授業.木かげにごろりアニマシオンゲームで内容をとらえる授業.幽霊をさがす張り巡らされた伏線から因果関係を読む授業.第三章 説明文の技術たんぽぽのちえ主語をとらえ段落の関係性を考える授業.合図としるし表を読んでまとめる授業.むささびのひみつ丸ごとの読みで段落のつながりをとらえる授業.和紙の心題名に込められた筆者の主張を読む授業.生き物はつながりの中に論理的な説明文を論理的に理解する授業.第四章 詩の技術のはらうた詩の表現技法を理解し、活用する授業.わたし風「枕草子」身近なことに置き換え、古典に親しむ授業.おわりに.