小学校算数 板書とノートを変えると子どもが伸びる

二宮 裕之編著/鴨田 均編著/埼玉県熊谷市立熊谷東小学校著
本書は、小学校算数における「板書」を正面切って取り上げ、具体的な事例をもとに『板書』とノートと子どもの学力を論じる。
序章 板書は日本の算数教育が誇るべき文化第1章 板書を変えると授業が変わる   1 授業における板書の役割   2 板書と子どものノート  3 よりよい板書にするための10のポイント第2章 板書のここを変えると授業が変わる  (1)何がどこに書いてあるか『型』を決めて黒板に残す  (2)教師が書いて黒板に残す  (3)書いたら消さずに授業の最後まで黒板に残す  (4)学習する最も大事なことは、黒板の見やすい位置に残す  (5)問いと答えの関係を明確にして黒板に残す  (6)身につけさせたい思考の道具は強調して黒板に残す  (7)子どもたちの考えを生かし、一緒に黒板に残す  (8)練習場面で拠り所にできるように黒板に残す  (9)学習全体を振り返れるように黒板に残す  (10)黒板への残し方を指導案に記す『板書指導案』第3章 板書を変えるとノートが変わる  1 考えたことがノートに残る板書  2 子どもの考えを促しノートを変える  3 考えたことを表現できるようにするための板書