小説 小鳥とリムジン ポプラ社

作:小川糸

『食堂かたつむり』――「食べることは、生きること」
『ライオンのおやつ』――「死にむかうことは、生きること」

小川糸が描き出す、3つめの「生」の物語
「愛することは、生きること」


傷口に、おいしいものがしみていく

苦しい環境にあり、人を信頼することをあきらめ、
自分の人生すらもあきらめていた主人公が、かけがえのない人たちと出逢うことで自らの心と体を取り戻していく。