特殊セラミックコーティング剤 IC-100 イットリアコート 耐超高温、 100ml オーデツク
耐超高温、特殊セラミックコーティング剤、イットリアコート
ウラニウム、ベリリウム、チタンなど、溶融状態で反応しやすい金属からグラファイト、セラミックス、金属を
保護し、超高温下での潤滑と溶融金属、金属蒸気の付着防止、離型に機能するイットリア(Y203)ベースの
コーティング剤です。
耐熱上限は2、000てニ(グラファイトにコーティングした場合は1、400て:)ですが、イットリアコートの使用雰
囲気は真空中と不活性雰囲気だけで、酸化雰囲気では使用できません。
□水素、炭素によっては還元されません。
(マグネシウムでは少しづつ遠元されます)
□電気、熱はきわめて低伝導性です。
ロウラニウム、ペリリウム、チタン、その合金など、もっとも反応しやすい金属に対して安定です。
□化学的に安定しています。
□真空炉内の装置、部品の保護と溶融金属、金属蒸気の付着防止に。
□真空炉内で用いる黒鉛るつぼの溶融金属との反応防止に。
□超高温下の潤滑と離型に。
1.コーティンブ面の油、ゴミを完全に除去します。2.イットリアコートは底に固く沈降しているので、充分に混ぜて均−にしてから、柔らかいハケ(ナイロンは不可) で薄く塗るかスプレーします。スプレー使用時は詰まりを防ぐため50〜100メッシュで濾過してから使用してください。原液はうすめないでください。3.薄く(0.05〜0、08 mm)二度塗ってください。一回目を塗って30分から1時問で乾燥しますので、その上に薄<重ね塗り してください。さらに30分から1時問おきますと皮膜は完 成します。通常は焼成はいりません。 真空炉などガスを完全に放出する必要のあるときは、真空または不活性雰囲気炉の中゛2に入れ、ゆっくり昇温し 、最終的に600てで2時問加熱しますとガスは完全に放出されます。4.コーティンブが終わりましたら、使用したハケは水洗してください。 ※1:皮膜を厚くしますと、ひびわれをおこすことがあります。 ※2:酸化雰囲気中で加熱しますと、バインダーが燃焼するため、皮膜が柔らかくなり、白墨化します。