クロ ド タール マール・ド・クロ・ド・タール[1990] Clos de Tart MARC DE CLOS DE TART Grand Cru Monopole 特級畑 グラン クリュ 蒸留酒 ブランデー 39% 高級 ピノノワール 700ml

Clos de Tart クロ・ド・タ−ル クロ・ド・タールは1141年に修道女によって設立されました。
1791年にマレ・モンジュ家が買い取り、その後マコネに本拠地を置くモメサン家に渡りました。
コート・ド・ニュイのモレ・サン・ドニ村に位置する7.53ヘクタールの単一畑で今まで一度も分割された事がなく、一社が所有する ブルゴーニュのグラン・クリュでとしては最も大きい畑となります。
かの有名な「ロマネ・コンティ」や「ラ・ターシュ」ですら過去に分割された歴史があるのに対し、クロ・ド・タールはこの広大な畑を900年の間単独所有されており、一貫して土壌と品質の管理が行われ続けているのが最大の特徴。
現在は、80年以上にも及ぶモメサン家の徹底した管理の下、グラン・クリュの中でも特に、抜きんでた存在として確固たる地位を築いています。
クロ・ド・タールの畑は、その周囲1.2kmをクロ(石で造った塀)に囲まれており、古くからの歴史のある特別な区画だということが一目でわかります。
標高270m〜300mのなだらかな斜面で、完全に東南東を向いている日当たりの良い畑に、平均樹齢60年、一部は100年を超えるという古い樹齢のブドウが植えられています。土壌は主に、粘土を含んだ石灰質。
粘土と石灰の割合やそのタイプ、また、ミクロクリマによって細分化され、大きく分けて6つのタイプの区画から構成されています。単一畑であり、一見均一的なテロワールにも見えますが、実際は微妙に異なる土壌と気候が入り組んだ、とても複雑に入り組んだ構造をしており、これによってワインに複雑味と深みが与えられるのです。

平均樹齢は60年で古いものは100年を越えます。植え替えはマサール・セレクションによって 行い、自社の小さな育苗施設(ナーサリー)では厳選した台木を保管しています。
1999年に新しい醸造設備を設置し、発酵槽、プレス、選果 台などを全てステンレス製のものに刷新しました。
ミクロクリマ別に収穫・選果し、それぞれ別に仕込みます。除梗の有無はその年のブドウの 状態によって判断します。
アルコール発酵後、新樽に移し10ヶ月熟成させます。その後地下のセラーでさらに樽熟、そして瓶詰め後、気温13 度、湿度75%に保たれた最も地下深いセラーにて保管されます。この完璧な環境の中でゆっくりと美しくワインが熟成します。

1932年からモメサン家が86年もの間単独所有し、2018年からはシャトー・ラトゥールのオーナー、フランソワ・ピノー氏一族がオーナーに就任しています。
かの有名な「ロマネ・コンティ」や「ラ・ターシュ」ですら分割された歴史があるのに対し、7.53haの広さを誇るクロ・ド・タールは一度も分割されたことはなく、一貫して土壌と品質の管理が行われ続けています。
この徹底された管理のもと、グラン・クリュの中でも抜きん出た存在として、確固たる地位を築いているのです。
現在、栽培醸造責任者を務めるのは、ローヌ北部コンドリューのシャトー・グリエを率いたアレッサンドロ・ノリ氏。
アレッサンドロ氏は、2007年のシャトー・ラトゥールを手始めに、ヴォーヌ・ロマネのドメーヌ・デュージェニーを経て、2011年から8年間、グリエの技術責任者を務めた経歴の持ち主です。
クロ・ド・タールには2019年3月に着任し、ドメーヌの刷新を行っています。

クロ ド タール マール・ド・クロ・ド・タール[1990] Clos de Tart
MARC DE CLOS DE TART
「マール・ド・クロ・ド・タール」ワイン醸造で使用したブドウの搾りかすから造られるブランデー。
マールは1941年のアペラシオン・ドリジーヌ・レグルマンテで生産地が決められおり、特に優れているブルゴーニュ、アルザス、シャンパーニュのものは三大マールと呼ばれています。
エレガントでゴージャスに口内を覆い、トーストの木の香りが綺麗に残る、果てしなく長い余韻へと続く、大変フィネスに富んだ優雅な味わいのマールです。
クロ・ド・タールが手掛けるマール。
ドメーヌで今回のキュヴェを分析したところ、アルコール度数が39%でした。
「マール・ド・ブルゴーニュ」の規格ではアルコール度40%以上のため、ドメーヌではこのキュヴェを「マール・ド・クロ・ド・タール」のラベルのブランデーとしてリリースすることにしました。