フィーヌ・ド・ブルゴーニュ NV コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ 700ml 蒸留酒 ブランデー 44% フルボディ

ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエは、至高のブルゴーニュワインを追い求める者にとって、唯一無二であり、絶対の存在。シ
ャンボール・ミュジニー最高の生産者であり、ジョルジュ・ルーミエらと同様、その名を知らぬ者はいない程です。


ドメーヌの歴史は1450年まで遡り、今日のドメーヌ名となっているジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵が継承したのは1925年のこと。
現在、ドメーヌを所有しているのはヴォギュエ伯爵の孫娘たちですが、運営については、栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ氏、醸造責任者のフランソワ・ミエ氏、販売担当者のジャン・リュック・ペパン氏という、俗にいうヴォギュエの三銃士によって行われています。

言わずと知れた特級畑ミュジニーの10.85haの区画のうち、その70%に相当する7.2haを所有。ボンヌ・マールもこのクリマ最大の2.7ha、レ・ザムルーズは0.56haと、シャンボール・ミュジニーを代表する畑の数々を所有しています。

1970年代、80年代には低迷していた時期もありましたが、1985年より醸造責任者を務めているフランソワ・ミエ氏(写真:左)の手により、見事不死鳥の如く復活しました。
彼が実践した改革とは、生産量を抑え、その年の条件に合わせた造り方に変えること。
また、シャンボール・ミュジニーが持つ「エレガンス」を最大限に引き出すために特級ワインでも新樽の比率を低めに抑え、ブドウ本来が持つ味わいを生かすようにしたこと。
その結果、目を見張る高品質なワインを続々と誕生させ、ブルゴーニュきっての揺るぎない品質を保つ、誰もが恋焦がれるワインを生みだすようになりました。

ヴォギュエを語る上で外せないのが、「ブドウの樹齢」へのこだわりです。ヴォギュエのフラッグシップ、「ミュジニー」には樹齢25年以上の古樹しか使わず、25年に満たない樹のブドウはグラン・クリュのブドウであっても全てシャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュに回すというのは有名な話です。
また、ヴォギュエのミュジニーの畑には少量だけシャルドネが植えられており、かつては珍しい「ミュジニー・ブラン」という白ワインを造っていましたが、1992年にブドウを植え替えた結果、まだ樹齢が若すぎるという理由で自ら格下げし「ブルゴーニュ・ブラン」として販売しているというのも良く知られています。

そのようなこだわりについて、フランソワ・ミエ氏は次のように語っています。
「ワインのボディは技術で造れます。でも、余韻だけは絶対に造れない。地中深くからミネラルをふんだんに吸収するからこそ、永遠に続くかのような余韻を味わえる」。
シャンボール・ミュジニーの頂点に達してもなお、ワインのエレガンスやブドウの樹齢に強いこだわりを持ち、進化を続けている稀有な生産者であることがよく分かります。

「最も女性的」と表現される優美で可憐なワインの産地。
コート・ド・ニュイで最も「女性的」と表現されるシャンボール・ミュジニーのワインですが、最も繊細でエレガントなワインを生産できる理由は、その土壌と標高の高さにあると言われています。
土壌に含まれる石灰質の割合が他の場所より高く、亀裂も多いため、ブドウの根が岩を貫き地中深くまで成長。それによって多くの栄養分を吸い上げ、ミネラル感が強くなります。
また畑が小高い丘にあり標高が高く、ブドウの熟成を過度に進ませることなく酸を保った状態で収穫することが可能。
そのため仕上がるワインはエレガントな雰囲気と繊細な舌触りを備えています。

希少な蒸留酒は蔵出し、割り当て品
Fine De Bourgogne Domaine Comte george De Vogue
フィーヌ・ド・ブルゴーニュ ドメーヌ コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ
愛好家垂涎だ!

シャンボール・ミュジニー最高峰の造り手、ヴォギュエが手掛けるフィーヌです。
芳香は贅沢な樽を使った香り、すべらかでリッチな口当たり。 ビターな中にも深い甘みと濃厚な味わいです。 さらに余韻として高貴なニュアンスが漂います。フィーヌは、ワイン用ブドウの中から、ワインとするにはまだ若過ぎたりするブドウの果実を蒸留してつくられるお酒です。

ピノノワール種主体
蒸留酒 アルコール44% 
大変な人気を誇り、入手困難を極めるワインです。