ガインツァ (ゲタリアコ チャコリーナ) [2021] 白ワイン 微発泡 辛口 750ml スペイン Bodega Gaintza D.O. Getariako Txakolina
Gaintza ガインツァ
色白ワイン 微発泡
味わい辛口
ヴィンテージ品名に記載
産地スペイン バスク州
原産地呼称D.O. ゲタリアコ チャコリーナ
品種オンダラビ・スリ85%/グロ・マンサン15%
ALC度数12.0%
飲み頃温度6〜8℃
キャップ仕様
◆商品説明
爽やかなシトラスの風味。凝縮感のある果実味と酸味のバランスが良くミネラリティに溢れている。海を感じる塩味が絶妙なチャコリの逸品。
※掲載画像はイメージです。お届けの品のラベルイメージ、ヴィンテージが異なる場合がございます。
◆チャコリとは
今や世界的人気のバスク地方の地酒チャコリは、アルコール度数は9度〜12度と低く主に白ワインで造られる微発泡性の軽やかなワインです。チャコリは柑橘系果実のさわやかな香りと活き活きとしたフレッシュな酸味、そして程良い苦みが特徴です。チャコリの産地はゲタリア、ビスカイヤ、アラバの3か所で、GAINTZAは美しい海沿いの産地ゲタリアで造られています。そのため心地よい塩味があり海の潮風が吹き抜けるような爽快感とピュアな果実味を楽しめます。
チャコリの起源は19世紀末の世界的な害虫被害 「フィロキセラ」 です。ヨーロッパ中のブドウを壊滅させたフィロキセラはバスク地方の黒ブドウにも大きな被害を与えました。バスク地方でも懸命に復活に向けての対策を行いましたが、湿度が高く寒暖差が穏やかなバスク地方では植え替えがうまくいかずブドウが育ちませんでした。わずかにバスクに残った白ブドウを使ってワイン造りをしましたが、糖度が足りないブドウは十分にアルコール発酵ができず、炭酸ガスを残したアルコール度数が低く酸の際立つ白ワインになりました。これがチャコリの始まりです。
◆チャコリの注ぎ方
20センチの高さから泡立てるように注いでください。(エスカシア)
チャコリは香りが閉じていて酸味が鋭いため、この問題を何とかして打破するために編み出されたのがエスカンシアです。エスカンシアとは高い位置から泡立てるようにワインを垂直にグラスに流し入れる注ぎ方で、このことによってワインは酸素とふれ合い香りが開き、とがった酸味は角が取れてまろやかになります。また、チャコリの泡は抜栓後早い段階で消えてしまうため、エスカンシアによって再び泡を立たせることでワインにフレッシュ感をもたらします。このパフォーマンスは「世界一の美食の街」となったバスク地方の小さな街サン・セバスチャンを訪れる世界中の美食家たちの間で大人気となり、チャコリ人気は一気に爆発しました。今やチャコリは世界中に広がり多くのファンを楽しませてくれています。
GAINTZA ガインツァ
ガインツァは美しいゲタリアの海カンタブリア海岸のそばにある、栽培から販売までを一貫して行う家族経営のワイナリーです。ガインツァはビジネスの発展を確実なものにするため資格のある優秀なスタッフを採用し、これまでの伝統をしっかり守りながら技術の向上にも大いに情熱を注いでいます。テロワールに対する深い愛と感謝を持ち、伝統と新しい技術を融合させた生産方法により、ガインツァは年々大きな成長を遂げています。 4代に亘ってチャコリ造りを手掛けてきたガインツァではワインセラーが設置された1923年から常に未来を見据え、絶えまない変革を遂げてきました。ゲタリアの海沿いにある25ヘクタールのガインツァのブドウ畑は「Garate(ガラテ)」と呼ばれる丘によって保護され、いつもカンタブリア湾からの風を浴びています。このテロワールはガインツァのチャコリに比類なき個性と味わいをもたらし、飲む人に感動を与えています。青空と海に包まれたガインツァのブドウ畑では、標高の高い畑に根付く古木と共に、新しい棚仕立てのオンダラビ・スリが美しく輝きながら育っています。