玲瓏磁器の茶海
玲瓏磁器というのは磁器に小さな穴を規則的に並べ、その穴に透明度の高い特殊な釉薬を充填した上で、全体に釉薬をかけて焼成したものです。日本では蛍手などと呼ばれています。古くは隋唐の時代に江西の洪州窯で生産されていて、後、元の時代に景徳鎮で作られるようになってからは景徳鎮を代表する磁器のひとつとなります。
歴史としてはそうですが、こちらは景徳鎮ではなく福建で作られたもの。牽牛花とは朝顔のことで、様式化された朝顔の模様となっています。金の貼花装飾で洋食器のような雰囲気があります。公道杯というのは中国語で、日本でいう茶海にあたります。こちらは持ち手がないタイプの茶海です。
※中国茶早わかり
中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。
サイズ | 長径76×短径68×高さ73mm |
容 量 | 150ml(満水200ml) |
重 量 | 80g |
製造地 | 中国福建省徳化県 |