玲瓏蓋碗(バラ・小) 100ml(満水140ml)

バラの図案の貼花加工。蜂の巣状に密度の高い穴のある蓋碗。

●玲瓏磁器の蓋碗

玲瓏磁器というのは磁器に小さな穴を規則的に並べ、その穴に透明度の高い特殊な釉薬を充填した上で、全体に釉薬をかけて焼成したものです。日本では蛍手などと呼ばれています。古くは隋唐の時代に江西の洪州窯で生産されていて、後、元の時代に景徳鎮で作られるようになってからは景徳鎮を代表する磁器のひとつとなります。

歴史としてはそうですが、こちらは景徳鎮ではなく福建で作られたもの。日本では漢字が文字化けしやすいのでメイクイと書かれることが多いバラ。飲用の際は食用バラといわれるハマナスを指すのですが、一般的にバラのことを指す言葉です。やや洋風な雰囲気のあるバラの貼花が施された蓋碗です。 蜂の巣のように穴の密度が高いタイプ。

 

※蓋碗のフタは、茶を撹拌したり、ずらして置いて隙間から茶を出すためのものです。そのため斜めの状態で安定する作りになっており、まっすぐに置いた状態では安定しなかったり隙間ができるのが一般的です。予めお知りおきください。

 

 

※中国茶早わかり

中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。

 

 

容 量  100ml(満水140ml)

 

サイズ  径95×高77mm

 

重 量  蓋30、碗65、皿45g

製造地  中国福建省徳化県