玲瓏蓋碗(銅銭・大) 120ml(満水180ml)

シンプルな金色の線の装飾、五つの穴の組合せの模様。

●玲瓏磁器の蓋碗

玲瓏磁器というのは磁器に小さな穴を規則的に並べ、その穴に透明度の高い特殊な釉薬を充填した上で、全体に釉薬をかけて焼成したものです。日本では蛍手などと呼ばれています。古くは隋唐の時代に江西の洪州窯で生産されていて、後、元の時代に景徳鎮で作られるようになってからは景徳鎮を代表する磁器のひとつとなります。

歴史としてはそうですが、こちらは景徳鎮ではなく福建で作られたもの。五つずつの穴が組み合わさって模様となっており、そこに金の線の装飾がついた、少しだけ大きめな蓋碗です。

 

※蓋碗のフタは、茶を撹拌したり、ずらして置いて隙間から茶を出すためのものです。そのため斜めの状態で安定する作りになっており、まっすぐに置いた状態では安定しなかったり隙間ができるのが一般的です。予めお知りおきください。

 

 

※中国茶早わかり

中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。

 

 

容 量  120ml(満水180ml)

 

サイズ  径100×高80mm

 

重 量  蓋30、碗70、皿60g

製造地  中国福建省徳化県