徳化県白磁の茶海
日本での知名度はそれほど高くはありませんが、徳化県は中国三大古磁都のひとつに数えられ、その歴史は新石器時代にまで遡り、以降、宋、元、明と技術上の変遷を経て現代へと到ります。明の時代に入って生み出された白磁は象牙や玉に例えられるオフホワイト、乳白色といった色合いで「中国白」「玉磁」などと呼ばれ中国を代表する白磁と言われています。
茶海の用途は主に2つ。茶壺(急須)に湯を注いだ後、そのままにしておくとどんどん濃くなってしまいますので、茶海に一気にそそぎ切ることでお茶の抽出時間をコントロールできます。また、それぞれの杯に注ぐ前に一度茶海に入れることで、茶の濃度を均一にできます。
こちらは持ち手がないタイプの茶海。注ぎ口が細く長め、やや小ぶりなサイズです。
※中国茶早わかり
中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。
サイズ | 長90×幅72×高80mm |
容 量 | 150ml(満水200ml) |
重 量 | 114g |
製造地 | 中国福建省 |