雲南省プーアル市思茅区の南東部の茶葉、2022年の生茶。生茶というのは渥堆という工程を経て作られるプーアル茶=熟茶と違い、長い期間をかけて変化していくもの。古代から少数民族の間で栄養価が高いとして人気がありました。緊圧した餅茶ではなく、飲みやすい散茶タイプです。
健康茶としても名高いプーアル茶
プーアル茶は日本でも健康茶として有名な独特な味わいのお茶。中国では栄養補給の意味もあり古くからチベットなど少数民族の間で多く飲まれるお茶として知られています。運搬の都合もあって圧縮した形が多いのですが、こちらは飲む際に便利な散茶タイプ。
飲んでおいしい2022年の生茶
プーアル茶にはここ数十年で確立した積み上げて高湿度で発酵させる工程を経た熟茶と、古来からある緑茶の製造工程で作り保存しているうちに茶色くなっていく生茶の2種類があります。日本では生茶の流通はそれほど多くないのですが、プーアル茶の味が苦手という人にものみやすい、まさに緑茶から変化している最中を感じられる2022年の生茶です。若い木なのでわずかに渋みが感じられるものの、二煎目、三煎目と香り良く、美味しいプーアル茶がお楽しみいただけます。
雲南省プーアル市の生産地から
プーアル茶の産地は雲南省西南部にあり、三大生産地として知られるのが、臨滄茶区、西双版納茶区、思茅茶区(プーアル茶区)です。こちらは比較的生産量は少ない思茅茶区の茶葉。プーアルの市街地から南東に20kmほどの位置で、亜熱帯性の気候でありあまる日光と降雨により茶の木が自生し、最も古くから茶が親しまれてきた地域のひとつです。少数民族の多い地域でこうした背景も異国情緒を感じるプーアル茶の魅力のひとつかもしれません。
※中国茶早わかり
中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。
重 量 | 25g |
製造地 | 中国雲南省プーアル市 |
淹れ方 | 湯温/100度 茶葉の量/100mlに5g 抽出時間/1回目は10秒ほどしたら捨てる、2回目は1分、3回目は1分10秒。茶の色を見ながらお好みで |