徳化県の白磁
福建省の徳化県は中国三大磁都のひとつとされ、現在も磁器の生産が盛んな地域。古くは海のシルクロードの出発点に位置し海外貿易によって世界へと広がっていきました。徳化では器の他に仏像も有名で、象牙白、玉磁などと言われるオフホワイトの白磁が有名ですが、近年はカラフルなものや日本風のものまで様々な器が作られています。こちらは白色度の高い白磁。
高台という脚の部分は低いながら、背は高く、やわらかい曲線を描く杯。聞香杯というと円筒状の細長い杯のイメージがありますが、背が高い杯は多少幅が広がっていても聞香杯と呼ばれることがあります。品茗杯と対にしてひっくり返して茶を移動させる作法で使うのには適さないのでご留意ください。
※中国茶早わかり
中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。
サイズ | 径50×高50mm |
容 量 | 40ml(満水60ml) |
重 量 | 30g |
製造地 | 中国福建省 |