影青+描金の彩磁蓋碗
影青というのは、宋の時代に景徳鎮で生まれたもので、青白釉とも呼ばれる青磁と白磁の間くらいの色合いの磁器です。こちらは、そのイメージでやや青みがかった下地、厚さは薄すぎず厚すぎず。平底で口の反った蓋碗です。
図案は山水画で黒で描かれています。釉薬の上に絵を貼って焼成しているため、立体感というほどの厚みはありませんが、絵の部分は光沢がなく、触ってもそれとわかります。蓋のつまみと高台部分、皿の縁には洋食器にもよく見られるような描金という金色の装飾がほどこされていますが、それほど主張することなく明るさを増しています。
※蓋碗のフタは、茶を撹拌したり、ずらして置いて隙間から茶を出すためのものです。そのため斜めの状態で安定する作りになっており、まっすぐに置いた状態では安定しなかったり隙間ができるのが一般的です。予めお知りおきください。
※中国茶早わかり
中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。
サイズ | 径110×高95mm |
容 量 | 130ml(満水170ml) |
重 量 | 碗132、蓋59、皿112g |
製造地 | 中国福建省 |