枝の造形が面白い茶壺(赤茶)
水平壺は長い歴史をもつ茶壺の形です。もともとは、烏龍茶が登場し工夫式という多くの茶葉を少量の湯で淹れるようになった際、茶の抽出を効率良く行うべく熱を加えるため、茶壺を湯につけるようになりました。そうした場合にも湯の中で傾いたりせず水平を保つことから水平壺の名がつけられたといいます。明末の制壺の大家である惠孟臣が有名ですが、顧景舟など様々な名家が水平壺に取り組んでいます。
台湾では標準壺とも呼ばれ、ポピュラーな形ですが、宜興では西施壺や倣古壺に押されている感があります。
作者は1988年生まれの陳文博。茶漉し部分は9孔です。
※紫砂壺の容量記載について
紫砂壺以外の器は、形によるものの満水の7〜8割程度が適量ですが、紫砂壺は湯をいっぱいに注いだ後、蓋をして茶をあふれさせるのが基本の使い方です。そのため、あふれた後、蓋を取って残った量を容量として記載しています。
※中国茶早わかり
中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。
※ゆうびん不可。宅配便のみ
こちらの商品は封筒に入れての普通郵便がご利用いただけません。宅配便でお願いします。
サイズ | 手〜口123×幅80×高70mm |
容 量 | 適量・満水140ml |
重 量 | 蓋36、壺105g |
製造地 | 中国江蘇省宜興市 |