スタンダードな形の白磁の蓋碗。 110ml(満水170ml)と使いやすいサイズの中国茶器。白磁で有名な福建省徳化県製。茶杯・急須いずれの役割でもお使いいただけます。
●徳化県白磁シリーズの蓋碗
日本での知名度はそれほど高くはありませんが、徳化県は中国三大古磁都のひとつに数えられ、その歴史は新石器時代にまで遡り、以降、宋、元、明と技術上の変遷を経て現代へと到ります。明の時代に入って生み出された白磁は象牙や玉に例えられるオフホワイト、乳白色といった色合いで「中国白」「玉磁」などと呼ばれ中国を代表する白磁と言われています。
こちらはスタンダードな形の蓋碗。110mlと急須使いにも、ひとり飲みにも頃合いのサイズです。
蓋碗は蓋とコップの間に少し隙間があります。茶葉を直接入れお湯を注いだら、その隙間から茶を出します。江南地域や四川省では緑茶などをそのまま口をつけて飲むことが多く、福建省など南方では烏龍茶などを飲む際、茶壺と呼ばれる急須代わりに使うことが多いようです。中国茶らしい雰囲気を楽しめるのはもちろんですが、茶壺に比べ洗うのがとても簡単です。
※蓋碗のフタは、茶を撹拌したり、ずらして置いて隙間から茶を出すためのものです。そのため斜めの状態で安定する作りになっており、まっすぐに置いた状態では安定しなかったり隙間ができるのが一般的です。予めお知りおきください。
※中国茶早わかり
中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。
サイズ 径100×高92mm
容 量 110ml(満水170ml)
製造地 中国福建省泉州市徳化県