描金琺瑯蓋碗(宝藍) 160ml(満水220ml) 中国茶器

清代の琺瑯彩のような華やかな色合いの蓋碗。

清代の琺瑯彩をイメージした華やかな蓋碗

琺瑯とは金属の上にガラス質の釉薬を焼き付けた素材ですが、琺瑯彩というのはこの金属の上に絵を描く技法を磁器に持ち込んだもので、清朝の康煕帝の意を受けて作られた精品です。まもなく生まれる粉彩という技法に強い影響を与え、厳密に区別するのは難しいと言われていますが、豊富な色彩で絵や詩句を書き込んだ華やかな磁器です。釉上彩のひとつで釉薬の上に絵を描くため油絵のように絵が盛り上がった感じになります。

さらに軌道と呼ばれる技法は康煕帝の孫にあたる乾隆帝の時代に生まれた磁器の装飾方法で、針を使って細かく刻み立体感ある模様を作ります。

さて、こちらはそうした清の時代の傑作ともいえる磁器の雰囲気を現代の技術でリーズナブルに模倣したものです。花の中の王と呼ばれる牡丹の花に二羽の孔雀というゴージャスな図柄、鮮やかな青の背景。金(令の右に羽という字)玉羽の4文字は、金の羽、玉の羽という意味で、孔雀の図案を指し、軌道風の模様をよく見ると孔雀の羽の形の模様になっています。縁などには金色の縁どりが施され、なかなか華やかな蓋碗です。

※底款は琺瑯珍蔵とありますが、別のものであったり無かったりすることがあります。

 

※蓋碗のフタは、茶を撹拌したり、ずらして置いて隙間から茶を出すためのものです。そのため斜めの状態で安定する作りになっており、まっすぐに置いた状態では安定しなかったり隙間ができるのが一般的です。予めお知りおきください。

 

 

※中国茶早わかり

中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。

 

 

サイズセット時径108×高95、蓋径80×高37、碗径97×高63、皿径108×高23mm
容 量160ml(満水220ml)
重 量蓋42g、皿89、碗108g
製造地中国福建省