お湯をかけると色が変わる龍の茶寵
茶寵とは、茶人のペットなり。中国のサイト「百度百科」の直訳ですが、一般には茶盤の上に置いてお湯やお茶をかけて楽しむ置物のことを茶寵(チャアチョン、ちゃちょう)といいます。紫砂でできているものなどは茶壺と同様、茶渋を吸収して年を経るにつれ変化し価値を高めていく精巧な工芸品という面もあり、いわゆる作家物などもありますが、多くはもう少し気軽に楽しむもので、陶器・磁器・樹脂など様々な材質のものがあります。
こちらは合成樹脂の茶寵。お湯をかけて温度が変わると色が変わり、明るい色になります。
龍は言わずとしれた伝説上の生物で吉祥の象徴です。古代にあっては皇帝の権威の象徴とされ、さまざまな装飾に用いられた高貴な存在です。荘子の記載などに見られるようですが、千金の珠を顎の下あたりに持っているとされ、「祥龍戯珠」「双龍戯珠」などの図案として用いられてきました。一般にこの珠は火珠として描かれることが多く、太陽信仰と結びついたものと言われています。
※中国茶早わかり
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サイズ | 長15×幅4.5×高8cm |
重 量 | 258g |
製造地 | 中国福建省 |