●描金と牡丹の図案の蓋碗
描金の歴史は長く、もともと紀元前の戦国時代に漆器に使われた金色を使った装飾です。 その後、紫砂壺や磁器にも取り入れられ、清の時代に大きく発展します。現在では洋食器に多く使われるイメージですが、ただ派手というのではなく、意外に上品な印象を生み出します。 写真ではわかりにくいと思いますが、絵の部分はわずかながら立体的に凹凸があって良い雰囲気です。
牡丹は国色天香、花中之王の呼び名もある、富貴を象徴する花で、描金と相まって良い雰囲気です。デフォルメされていて言われなければ牡丹だとわからない気もしますが。
淡い色彩が上品で幅があって安定感のある蓋碗です。
※金の光沢には多少のムラがあります。
※手描きではありません。
※蓋碗のフタは、茶を撹拌したり、ずらして置いて隙間から茶を出すためのものです。そのため斜めの状態で安定する作りになっており、まっすぐに置いた状態では安定しなかったり隙間ができるのが一般的です。予めお知りおきください。
※中国茶早わかり
中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。
サイズ 径10.5×高8.5cm
容 量 容量160ml(満水230ml)
製造地 福建省泉州市徳化県