悶黄という工程を経る黄茶
お茶は、六大茶類といって大きく6つに分類されます。日本でも頻繁に飲まれる緑茶・紅茶、青茶とも呼ばれる烏龍茶のほか、プーアル熟茶を含む黒茶、白茶、黄茶があります。このうち黄茶は、緑茶に近く、緑茶の製造工程に加え、悶黄という工程を経たものになります。悶黄も具体的に見れば茶ごとに違いはあるのですが、六安の黄大茶では、火入れをして9割方水分がなくなったところで、高く積み上げて温度の高い状態で1週間ほど置きます。悶黄という工程は、コクと芳醇さを引き出すために行われるものですが、味はかなり緑茶に近いものです。
また、茶葉の若さに応じ、黄芽、黄小茶、黄大茶と呼ばれるのですが、こちらの黄大茶では、悶黄の後に強い焙煎を行うため、はっきりした焦香を帯びています。強い焙煎を行った緑茶、すなわち親しみやすい焙じ茶の味、中国でも比較的手軽に飲まれるお茶という位置づけです。
※中国茶早わかり
中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。
内容量 | 50g |
製造地 | 安徽省六安市 |
淹れ方 | 湯温/100度 |