●比較的歴史の浅い雲南紅茶
雲南紅茶は、1939年、中華民国の時代に生み出された比較的歴史の浅いお茶ですが、現在では保山・臨滄・思茅・西双版納などプーアル茶同様の産地で盛んに生産されるようになっています。雲南大葉種を用いて作られ、テン(さんずいに眞)紅と呼ばれていますが、一芽一葉のもの、芽だけのもの、炭焙など、味にはバラエティがあります。
こちらは一芽一葉の若い葉を使った上質な茶葉です。海抜2200−2600メートルの昼夜の温度差が大きく、虫の少ない優れた環境で環境で育った雲南風慶大葉種の茶葉、芽の部分は紅茶にすると黄色くなるので、黒にところどころ黄色の混じった外観となります。日本では熱湯で淹れると書かれることが多いと思いますが、生産者さんのおすすめは80度〜85度とのこと。熱湯で入れると軽い酸味と力強い鮮烈な味わいが楽しめるのに対し、80度程度で入れると金駿眉や大金針など芽だけで作った紅茶に近い甘味が中心のやさしい味になります。いずれの場合も始めての方でも飲みやすい味わいです。お好みで淹れていただければ良いのですが、ミルクティーにするなら熱湯で淹れるのが良いと思います。
※中国茶早わかり
中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。
重 量 50g
製造地 中国雲南省鳳慶鎮
飲み方
湯温/80度
抽出時間/1分、2回目以降+10秒ずつ
茶葉の量/湯200mlに茶葉4g