●比較的歴史の浅い雲南紅茶
雲南紅茶は、1939年、中華民国の時代に生み出された比較的歴史の浅いお茶ですが、現在では保山・臨滄・思茅・西双版納などプーアル茶同様の産地で盛んに生産されるようになっています。雲南大葉種を用いて作られ、テン(さんずいに眞)紅と呼ばれていますが、一芽一葉のもの、芽だけのもの、炭焙など、味にはバラエティがあります。
こちらは大金針という芽だけを使い、まっすぐに仕上げた特徴的な茶葉。海抜2200−2600メートルの昼夜の温度差が大きく、虫の少ない優れた環境で環境で育った雲南風慶大葉種の茶葉です。茶種も製茶工程も違うのですが芽を使った紅茶ということで、金駿眉との共通点も感じられる甘味のある味わいです。淹れ方も金駿眉と同様、5秒以内と短い時間で抽出できます。生産者のおすすめは、200mlに4gほど、湯温80度で1〜3秒。最初の一杯は洗茶として飲まないという方もいます。10数回も飲めるといういい方もありますが、茶の色を見つつ、次第に時間を延ばしていって、3〜4回くらいで飲むのが良いかと思います。
※中国茶早わかり
中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。
重 量 50g
製造地 中国雲南省鳳慶鎮
飲み方
湯温/80度
抽出時間/5秒以内、2回目以降色を見ながら少しずつ長く
茶葉の量/湯200mlに茶葉4g