保健薬茶と呼ばれる歴史ある緑茶
松蘿茶は、世界遺産として有名な黄山に連なる松蘿山周辺で産するお茶で、500年ほど前には既に名茶として知られていました。
当店では薬を販売しておらず、この茶も薬ではなくただの食品であると明言します。ただ、このお茶の歴史・文化的な特徴を表すために、あくまで中国ではこう言われているというお話として書かせていただきます。
古代において、お茶は薬と考えられ、後に食用、飲用として変化していくのですが、特に松蘿茶は効果が高いとされ様々な古書に登場しています。近代に入り1930年に編纂された「中薬大辞典(中薬は漢方のこと)」には消化を助け、油を除き、炎症を和らげ、痰を除くといった効能が記載されているとのことで、現在でも高血圧や慢性腎炎に対し他の漢方薬と組み合わせて飲まれるのだそうです。
●三つの重、一級松蘿茶
こちらの茶葉は軽く揉稔し条形に仕上げられた一級松蘿茶です。その特徴は色重、香重、味重の三重と評されています。色は重いといっても日本の煎茶も濃いのであまり実感がないかもしれません。味には軽い苦み渋みがあり、味わうにつれ旨味が感じられます。独特の味わいがあるのですが、オリーブのような味と形容する人もいるようです。
●商品説明 | |
名 称 | 松蘿 |
原材料名 | 緑茶(不発酵茶) |
内容量 | 50g |
賞味期限 | 2025/10/18 |
原産国名 | 中国 |
保存方法 | 高温多湿を避け、開封後はお早めに |
輸入販売者 | 天香株式会社 東京都千代田区六番町1−1 |