●宜興紫砂
中国に行ってお茶屋さんにいけば北京でも上海でもすぐに見つかる紫砂の茶器。中国で最も有名な陶器です。その歴史は宋代に遡り、明代には宜興窯の名は広く知られるようになります。
その特長は主に、
1.雑味を吸着し、茶の味を引き立てる
2.保温性が高く、湯を入れて触っても熱くない
3.長く使うと味が出る。養壺という言葉がありますが、長く使うと表面に独特の光沢が出て美しい姿となります。また、内側も茶の成分を吸収し茶の香りを強める。
などが挙げられます。
●陳伯華作 聚福杯
表面に聚福と文字の彫刻された紫砂の茶漉し付きマグカップ。蓋を裏返しておき、それを受け皿として、その上に茶漉しを置いて使います。湯を切っておいてまた茶漉しをセットして湯を足すこともできますので、便利です。
作者は陳伯華さん。1960年宜興生まれ、幼い頃から父親に基本技術を教わり、90年からは陳建彬を師として研鑽に励んでいます。
※中国茶早わかり
中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。
サイズ 手〜口14.5×短径10×高13cm
容 量 500ml(満水520ml)
材 質 原鉱紫砂泥
製造地 中国江蘇省宜興市