景徳鎮 蓋碗・氷梅130ml

磁器の本場・景徳鎮で作られた手描きの中国茶器の蓋碗。氷梅と呼ばれるかわいい絵柄、一面の藍色は中国的でもあり日本的でもあり。

●景徳鎮の手描き青花磁器

景徳鎮では1800年ほど前に陶器、1600年ほど前に磁器の生産が始まります。元のフビライ・ハーンの時代、二度の元寇の間にあたる1278年、全国唯 一の皇室御用達の磁器を扱う浮梁磁局が置かれます。以降、磁器生産の中心として新しい磁器の技術の研究開発を進め、多くの逸品を生み出してきました。こちらの青花と呼ばれる絵付けをした磁器は、元代に生まれ、明清の時代に最高潮を迎えます。貿易においても重要な産品となり日本はもちろん欧州やアフリカにも広く輸出され、中国を代表する磁器となりました。

●青花蓋碗「氷梅」

窯元は個人の青花磁器製作所に始まり、現在では省の陶磁研究所の副所長を高級顧問として迎え、数十人の作家を抱えて質の高い磁器を作り続けています。自ら製陶芸術家の楽園というだけあって伝統的な基礎の上に現代的なセンスの良さを感じさせる、店長の個人的なお気に入り。 こちらは青花の最盛期と言われる清の康熙帝の時代に生まれた氷梅と呼ばれる青地を多くとった模様、とてもかわいらしく仕上がった蓋碗です。

※蓋碗のフタは、茶を撹拌したり、ずらして置いて隙間から茶を出すためのものです。そのため斜めの状態で安定する作りになっており、まっすぐに置いた状態では安定しなかったり隙間ができるのが一般的です。予めお知りおきください。

 

 

●商品説明  
配送 ゆうびん不可
容量 130ml
材質 磁器
サイズ 直径98mm×高83mm
製造地 中国江西省景徳鎮市