天香茶行 中国茶道具・芭蕉白扇

墨をよく吸い書道に使われる宣紙を使った竹製のうちわです。

●安吉県の工芸品、中国風なうちわ

安吉県は浙江省湖州市にある上海や杭州からもそれほど遠くない自然豊かな地域です。中国大竹海という観光地もあるように竹林も多く、竹を使った敷物や工芸品が数多く作られています。都会に近いせいか新しく洗練された意匠の品が多いので気になる地域のひとつです。

こちらは書道に使われる宣紙、その中でも墨を良く吸う生宣を貼ったうちわです。茶道具ではありませんが、飾りとして面白いかなと思いまして。三国志みたいな、と思ったのですが記憶違いで、孔明が持つのは鳥の羽でできた扇、芭蕉扇は道教の始祖である太上老君や牛魔王と孫悟空など魔法系でした。日本のうちわと違い柄の先にある円から骨が放射状に出ていて、これを「空白」タイプと呼びます。柄の部分が竹の根で作られているので、骨董番組風に言うと生宣竹根空白芭蕉扇となります。

 

※細かく見ると竹や紙には色の違いがあったり、多少のキズなど問題があったりします。完璧というものはありませんので予めお知りおきください。

 

※中国茶早わかり

中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。

 

 

サイズ  長335×寛190×手の径15mm

 

重 量  21g

製造地  中国浙江省湖州市安吉県