十八代目中村勘三郎の芸−アポロンとディオニソス

勘三郎が得意としていた32役を、劇場で観た記憶だけに頼らず、映像をもとに斬新な視点で解析する、かつてない歌舞伎論。【まえがきより】勘三郎は歌舞伎の伝統に真摯に対峙した。勘三郎は「伝統」を形として捉えることができた役者であった。芸のうえに伝統を確固たるものとして表現しようと苦闘した。その過程において、芸の発展途上で亡くなったわけである。
出版社:アルファベ−タブックス