普門さんの絵てがみ

北濱普門師は、京都、奈良、四国に居を構え、日々の暮らしの中に悟りを観、ありのままの言葉と野に咲く草花を愛し、それらを絵便りとして残して来られました。来客があれば、ちゃぶ台がわりのリンゴ箱に飴玉一つを茶菓に、お茶を振る舞う面影がしのばれ、そんな師の生きかたをあらためて平成の世に伝えて行きたいと思います。 
出版社:アートダイジェスト