ドゥーテストLHII 12回分 排卵日予測検査薬 「第1類医薬品」 [ロート製薬]

【製品特徴】
「ドゥーテストLHa」はLH(黄体形成ホルモン)の変化をとらえ、最も妊娠しやすい時期(排卵日)を約1日前に予測する検査薬です。
使いやすさを最大限に追求。

○たった2秒尿をかけるだけの簡単操作。
○見やすく分かりやすい判定窓で、簡単判定。
○広い採尿部で尿ハネせずにしっかりキャッチ。

【効能・効果】
使用目的
尿中の黄体形成ホルモン(LH)の検出(排卵日予測の補助)

【内容量】 12個

●製品の特徴

 この検査薬は、LHサージを検出するもので、排卵を確認するわけではありません。

 6周期検査し、適切な時期に性交しても妊娠しない場合は、医師の診療を受けてください。


 【妊娠しやすい時期とは?】

  女性の体内では色々なホルモンが分泌されていますが、その中で排卵を引きおこすのが黄体形成ホルモン(LH)です。

  LHは普段から少量分泌されていますが、排卵前に分泌量が急激に増加します。(これをLHサージと呼びます。)

  「ドゥーテストLHa」はこの尿中LH濃度の変化をとらえて、妊娠しやすい時期(排卵日)を事前に予測する検査薬です。


●使用上の注意

 ■してはいけないこと

 本品は避妊目的に設計されておらず、検査結果が陰性であっても確実に避妊できるものではないので、避妊の目的で用いてはいけません。

 (本品は、排卵日予測の補助を目的とした検査薬であり、避妊目的には使用できません。性能上確実に排卵日を特定できるわけではありません。

 避妊法(経口避妊薬の服用等)を行っている人は検査を行わないで下さい。)


 ■相談すること

 1.次の人は服用前に医師に相談して下さい

 ・不妊治療を受けている人

 ・通常の性交を継続的に行っても1年以上妊娠しない人

 ・生理(月経)周期が極端に不順又は経血量が異常など月経異常がある人


 2.検査期間中、陰性が続きLHサージが確認できない場合は、早期に医師・薬剤師に相談すること。


 3.この説明書の記載内容でわかりにくいところがある場合は、医師、薬剤師に相談すること。


 ■検査時期に関する注意

 ・1日1回検査をする場合:1日1回毎日ほぼ同じ時間帯に検査して下さい。

 ・1日2回検査をする場合:1日2回(例えば朝夕)検査をして下さい。ほぼ同じ時間帯に検査をして下さい。


 ■廃棄に関する注意

 廃棄の際は尿の付着したもの、あるいはプラスチックゴミとして各自治体の廃棄方法に従って廃棄して下さい。


●効能・効果

尿中の黄体形成ホルモン(LH)の検出(排卵日予測の補助)


●用法・用量

【ご使用方法】

 ◎検査のタイミング

  ご自分の生理(月経)周期から換算して、次の生理(月経)開始予定日の17日前から検査を開始して下さい。


  ※すでに検査開始日を過ぎてしまった場合は、次の周期にあらためて検査開始日を決めて検査して下さい。


  生理(月経)周期が不規則な方は最近の2〜3周期の中で一番短かった周期を目安にして、次回生理(月経)開始予定日を決めて下さい。


 ◎検査のしかた

  検査開始日から、1日1回、毎日ほぼ同じ時間帯に検査をしてください。

  (過去に検査をしてLHサージがうまく確認できなかった場合や、今回検査をしたところ陽性か陰性かの判定に迷う場合などには、

   1日2回検査を行うことで、よりLHサージをとらえやすくなります。)


 *検査の手順*

  個包装を検査直前に開封し、テストスティックを取り出して下さい。


  1.キャップを後ろにつける

  2.尿を2秒かける ※5秒以上かけないでください。

  (紙コップ等を使用する場合は乾いた清潔なものを用い、採尿部全体がひたるように2秒付けて下さい。5秒以上は付けないで下さい。)

  3.キャップをして、平らなところに置いて5分待つ。 ※10分を過ぎての判定は避けて下さい。


 ◎判定のしかた


  Step1.尿量確認ラインがきちんと出ているか確認しましょう。

   ※尿量確認ラインが出ていない場合は、正しく検査が行われていない可能性がありますので、

   別のテストスティックで再検査して下さい。

   ※色の濃さに関係なく、たとえ薄くても尿量確認ラインが出ていれば、正しく検査ができています。


  Step2.判定窓の【判定】ラインと【基準】ラインの濃さを見比べて、陽性・陰性を判定して下さい。

   ※検査キットの判定部を以下のように判定して下さい。

   初めて陽性になったときが、LHサージが検出されたということであり、間もなく排卵がおこるというしるしです。

   ※【基準】ラインが尿量確認より薄くても問題ありません。

   判定は【基準】ラインの濃さと【判定】ラインの色を比較し、行ってください。


  ○陽性○

  【基準】ラインに比べて、【判定】ラインが濃い、もしくは同等の濃さのとき。


   陽性が出たら・・・

    LHサージが検出されました。間もなく排卵がおこると予測されます。

    初めて陽性になった日か、その翌日が最も妊娠しやすい時期(排卵日)です。


  ●陰性●

  【基準】ラインに比べて、【判定】ラインが薄い、もしくは出ないとき。


   陰性が出たら・・・

    LHサージが検出されませんでした。

    翌日以降もほぼ同じ時間帯に、陽性になるまで検査を続けてください。


  *再検査*

   尿量確認ラインと【基準】ラインの少なくとも一方が出ないとき。

   その場合は新しいテストスティックを用いて、再検査してください。


   ※未開封のテストスティックは次回以降の検査に使用してください。

   (ただし、使用期限内にお使いください。)


●用法関連注意

 使用に際して、次のことに注意してください。


 ■採尿に関する注意

 ・にごりのひどい尿や異物が混じった尿は、使用しないでください。

 ・検査前4時間はできるだけ排尿しないでください。

 ・検査前に、水分を過剰にとらないでください。

 ・検査前に、多量の発汗を伴う運動は避けてください。


 ■検査手順に関する注意

 ・採尿後は、すみやかに検査を行ってください。

  尿を長く放置すると検査結果が変わってくることがあります。

 ・操作は、定められた手順に従って正しく行ってください。


 ■判定に関する注意

 1.検査初日から陽性になった場合

  既に排卵された可能性があります。妊娠を望む場合は、できるだけ早く性交することで、妊娠の可能性が高まります。

  また、陰性に変わることが確認できるまで検査を続けてください。(確認できない場合は、3を見てください。)


 2.検査期間中、陰性が続く場合

  早期に医師、薬剤師に相談してください。

  通常、排卵時に、本品を使用すると陽性となりますが、女性の内分泌的背景、例えば吹きセクな生理(月経)周期、

  短期LHサージ(12時間以内)などの原因で、まれに陽性とならないことがあります。


 3.検査期間中、陽性が続く場合

  早期に医師の診断を受けてください。

  妊娠、分娩後、流産後、胞状奇胎・絨毛癌等の絨毛性疾患、人工妊娠中絶後、あるいは不妊治療のための薬剤投与、

  内分泌障害、閉経期などでは、排卵と無関係に陽性が続く場合があります。


 4.検査をし、その都度陽性を確認した上で適切な時期に性交しても6周期以上妊娠しない場合

  妊娠しにくい原因は排卵に関する問題だけではありません。できればパートナーと一緒に医師に相談してください。

  ただし30歳代後半以上の方、結婚後妊娠できない期間が長い方、早期の妊娠をご希望の方は早めに受診することをおすすめします。


●成分分量

  テストスティック1本中   

  成分 : 分量

  抗黄体形成ホルモン・ポリクローナル抗体(ウサギ):0.49μg

  金コロイド標識抗黄体形成ホルモン・モノクローナル抗体(マウス):3.68μg

  抗マウスlgG・ポリクローナル抗体(ヤギ):0.53μg

   検出感度:30mlU/mL


●保管及び取扱い上の注意

 ・小児の手の届かないところに保管すること。

 ・直射日光を避け、湿気の少ないところに保管すること(1~30℃)。

 ・冷蔵庫内に保管しないこと。冷蔵庫への出し入れにより結露を生じ、

  検査結果に影響を与える恐れがあります。

 ・品質を保持するために、他の容器に入れ替えないこと。

 ・使用直前に開封すること。

 ・使用期限の過ぎたものは使用しないこと。


●お問い合わせ先:お客様安心サポートデスク

 ドゥーテストLH 専用相談室

  TEL:0120-610-219

  受付時間9:00〜18:00(土、日、祝日を除く)


●製造販売会社:ロート製薬株式会社


●リスク区分等:第1類医薬品