在来種/固定種/野菜のタネ「金町小カブ5ml(約1200粒)」畑懐〔はふう〕の種【メール便可】

東京葛飾区金町で生まれ、全国に広がった元祖こかぶです。一年を通して蒔けるタイプ、プランター栽培も簡単です。
肥料は、種まき前にたっぷり与える。元肥だけで育てるとよい。条蒔きし、間引き収穫しながら10センチ間隔まで広げる。プランターの場合はバラマキでもよい。発芽から幼苗期は乾燥に注意。夏は生育が止まるので酷暑期前に収穫を終える
蒔き時一般地3〜5月、9〜10月、冷涼地5〜9月
栽培の難易度栽培容易。初心者向け
発芽温度15〜20℃
生育温度10〜20℃
土壌pH弱酸性〜中性
日当たりやや日向
生育間隔株間10cm前後
気温暑さに弱く寒さに強いが、春にあまり早く種まきするとトウ立ちする
生育日数40〜50日程度
追肥不要。大きくなってからの追肥は玉割れの原因になる。
プランター栽培プランター適。ばら蒔きして、間引いてサラダに。
定植直播きが一般的
連作1〜2年あける。
種取り交雑しやすいのでネットなどで囲って種取り株を保護する。菜の花が枯れて鞘になったら種を取って乾燥させて保管。種の寿命は中命(2〜3年)
コンパニオンプラント春菊、レタス、にんじん、ねぎ、えんどう
注意点やわらかい葉は虫がつきやすいので春作は特にネット等で保護、日光は少ないほうが柔らかく育つので、夏には寒冷紗で覆うとよい。秋作は簡単で初心者向け。


家庭菜園で何を作るか迷ったらまずこれから。おいしい小カブの代表格

金町こかぶの特徴

香りと味が濃く、昔から今までずっと小カブの代表品種です。

作りやすく、早く育つ家庭菜園で最適種です。

春から秋までいつでも蒔けて、発芽率も抜群です。

根は純白で径3〜5cm位の小型かぶ。

肌はなめらかでツヤがあり、肉質も柔らかい。

甘みが多く葉・根とも柔らかいので漬物、酢漬け、サラダなどに

金町こかぶの栽培方法

栽培は容易ですが、真夏は虫がつきやすいのでこの間を避けて栽培します。

10〜15センチ条間を空けて条蒔きします。

本葉が出て触れ合うようになったら間引きします。

本葉4枚ほどで一本立ちします。

カブは根菜類でもっとも成長が早く秋蒔きで40〜70日、春まきでは40〜60日ほどで収穫できます。

春なら20日ほど、秋なら10日ほどずらして数度に分けて蒔くと長く収穫が楽しめます。

生育初期に草負けすると大きくなりませんので、小さいうちはこまめに除草します。

寒さには強くマイナス5度まで耐えますが暑さには弱く30度を超えると成長が止まります。

春菊や人参と相性が良く混植に向いてます。

直径が5〜6センチになったら収穫します。

収穫が遅れると割れたり固くなるので早目の収穫をおすすめします。

カブと葉っぱは切り離さないほうがインスタ映えしますが

写真を撮ったら早めに葉っぱを切り落とした方がカブ本体は長く鮮度が保てます。

金町こかぶは葉っぱもおいしい小カブですので汁の実やサラダ、ゆでたりと楽しめます。

在来種こかぶの種取り

種は秋蒔きの小カブを冬越ししてトウが立ったら採ります。

秋の収穫時に種取り用に10本ほどカブを選びます。

カブの形が少し扁平で色つやが良く、茎の根元が詰まっている親本がいいでしょう。

15〜20センチの長さで葉を落とし、少し土に埋まるように植え直します。

春先にトウ立ちしたら倒伏しないように支柱を立てておきます。

カブは他家受粉なので開花前にチョウや蜂が入らないようにネットを張り交雑を防ぎます。

サヤが黄色くなってカラカラになったら根ごと抜き取り、さらに乾燥させた後、叩いて採取します。

休眠は採取後1〜3カ月なので、次の秋か翌々春に蒔きます。

2〜3日冷蔵庫に入れると休眠が打破されて早く発芽しやすくなります。

保管は乾燥剤と一緒に冷蔵庫に。

保管状態がいい種は古いほうが発芽が揃いやすくなります。

商品詳細
品名固定種子・種子消毒なし「金町小カブ」
内容量5ml
生産地長野県または岐阜県
発芽率85%以上
有効期限発芽検査月より1ヵ年
蒔き時3〜5月、9月〜10月蒔き
販売者光郷城 畑懐(こうごうせい はふう)/有限会社浜名農園静岡県浜松市中区向宿2-25-27
そのほか種子は農産物のため100%の発芽は望めません。また種まき後の栽培条件・天候等により結果が異なります。発芽不良の責任は、お買い上げ代金の範囲内とさせていただきます。