蒔き時 | 一般地3〜5月、9〜10月、冷涼地5〜9月 |
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栽培の難易度 | 栽培容易。初心者向け |
発芽温度 | 15〜20℃ |
生育温度 | 10〜20℃ |
土壌pH | 弱酸性〜中性 |
日当たり | やや日向 |
生育間隔 | 株間10cm前後 |
気温 | 暑さに弱く寒さに強いが、春にあまり早く種まきするとトウ立ちする |
生育日数 | 40〜50日程度 |
追肥 | 不要。大きくなってからの追肥は玉割れの原因になる。 |
プランター栽培 | プランター適。ばら蒔きして、間引いてサラダに。 |
定植 | 直播きが一般的 |
連作 | 1〜2年あける。 |
種取り | 交雑しやすいのでネットなどで囲って種取り株を保護する。菜の花が枯れて鞘になったら種を取って乾燥させて保管。種の寿命は中命(2〜3年) |
コンパニオンプラント | 春菊、レタス、にんじん、ねぎ、えんどう |
注意点 | やわらかい葉は虫がつきやすいので春作は特にネット等で保護、日光は少ないほうが柔らかく育つので、夏には寒冷紗で覆うとよい。秋作は簡単で初心者向け。 |
香りと味が濃く、昔から今までずっと小カブの代表品種です。
作りやすく、早く育つ家庭菜園で最適種です。
春から秋までいつでも蒔けて、発芽率も抜群です。
根は純白で径3〜5cm位の小型かぶ。
肌はなめらかでツヤがあり、肉質も柔らかい。
甘みが多く葉・根とも柔らかいので漬物、酢漬け、サラダなどに
栽培は容易ですが、真夏は虫がつきやすいのでこの間を避けて栽培します。
10〜15センチ条間を空けて条蒔きします。
本葉が出て触れ合うようになったら間引きします。
本葉4枚ほどで一本立ちします。
カブは根菜類でもっとも成長が早く秋蒔きで40〜70日、春まきでは40〜60日ほどで収穫できます。
春なら20日ほど、秋なら10日ほどずらして数度に分けて蒔くと長く収穫が楽しめます。
生育初期に草負けすると大きくなりませんので、小さいうちはこまめに除草します。
寒さには強くマイナス5度まで耐えますが暑さには弱く30度を超えると成長が止まります。
春菊や人参と相性が良く混植に向いてます。
直径が5〜6センチになったら収穫します。
収穫が遅れると割れたり固くなるので早目の収穫をおすすめします。
カブと葉っぱは切り離さないほうがインスタ映えしますが
写真を撮ったら早めに葉っぱを切り落とした方がカブ本体は長く鮮度が保てます。
金町こかぶは葉っぱもおいしい小カブですので汁の実やサラダ、ゆでたりと楽しめます。
種は秋蒔きの小カブを冬越ししてトウが立ったら採ります。
秋の収穫時に種取り用に10本ほどカブを選びます。
カブの形が少し扁平で色つやが良く、茎の根元が詰まっている親本がいいでしょう。
15〜20センチの長さで葉を落とし、少し土に埋まるように植え直します。
春先にトウ立ちしたら倒伏しないように支柱を立てておきます。
カブは他家受粉なので開花前にチョウや蜂が入らないようにネットを張り交雑を防ぎます。
サヤが黄色くなってカラカラになったら根ごと抜き取り、さらに乾燥させた後、叩いて採取します。
休眠は採取後1〜3カ月なので、次の秋か翌々春に蒔きます。
2〜3日冷蔵庫に入れると休眠が打破されて早く発芽しやすくなります。
保管は乾燥剤と一緒に冷蔵庫に。
保管状態がいい種は古いほうが発芽が揃いやすくなります。
品名 | 固定種子・種子消毒なし「金町小カブ」 |
内容量 | 5ml |
生産地 | 岐阜県 |
発芽率 | 85%以上 |
有効期限 | 発芽検査月より1ヵ年 |
蒔き時 | 3〜5月、9月〜10月蒔き |
販売者 | 光郷城 畑懐(こうごうせい はふう)/有限会社浜名農園静岡県浜松市中区向宿2-25-27 |
そのほか | 種子は農産物のため100%の発芽は望めません。また種まき後の栽培条件・天候等により結果が異なります。発芽不良の責任は、お買い上げ代金の範囲内とさせていただきます。 |
光郷城 畑懐代表 中村訓さんメッセージ
国内での採種を増やしたい。採種農業者を増やしたい。
種の採種の 90% は海外です。
そのわけは、採種価格が安すぎること。
農産物の価格が安すぎること。
農業が軽視されていること。
僕の農業の先生の言葉、「農業の滅びる国に繁栄はない」
よし、種採りの現場から適正価格を積み上げるのだ!!
なんでも最初は民間から変わる。
小さなそして大きな一歩。
浜名農園・畑懐の種の特徴
1 伝統野菜(在来種・固定種)の種子販売が得意です
日本全国の様々な地域の風土に根ざし昔から食べられている個性的な野菜のことを伝統野菜と呼んでいます
香り豊かで、甘味とうま味が濃く懐かしい味、そして種採りが出来るので、生命が継続していける野菜でもあります。
そんな伝統野菜(在来種・固定種)を中心に販売しています。
2 国内産の種に力を入れています
昔ながらの伝統野菜(在来種・固定種)を栽培し種採りをしてくれる方々は皆さんご高齢で
現実的に続けられなくなってしまっています。
何十年もかけて継続してきた良い系統(血筋)が途絶えてしまうのは大変残念なことです。
畑懐では、今は少なくなってしまっている国産の種を全国の種屋さんから集め、また一部の品種の種採り契約栽培を少しずつ増やしています。
3 自信をもって選んだ「美味しい」野菜の種を販売
「種売り場で種を選んでも何が良いかわからない」
という方が多いのではないでしょうか?F1種?交配種?早生、晩生?など専門用語ばかりが書いてありなんだか難しく思えたりしますよね。
畑懐ではとにかく「美味しい」ということを基準に種の品種を選んでいます。
お客様の反応などを参考にし、サラダ、煮物、漬物向きなど野菜の特徴・個性を考え、種を選んでいます。
自ら、栽培し美味しいと思う品種・味が良いのに商品化されていない隠れた品種など、種屋のプロが選び販売しています。