Nゲージ KATO 5141 スユニ50 在庫品

寝台客車を連結した夜行普通列車
国鉄時代の山陰本線を走った「山陰」は、京都〜出雲市間386.2kmを結んだ夜行の普通列車です。普通列車ながらB寝台車が連結されており、このB寝台座席を座席管理・発券のマルスシステムで予約できるようにするために「山陰」の愛称が与えられました。編成は荷物車、郵便荷物車、10系B寝台車、43系座席客車で組成され、DD51が牽引しました。運行区間によって最終列車・始発列車・通勤通学列車・ローカル列車など様々な性格をもち、また沿線地域への郵便・荷物輸送の役割もあり、往年の山陰本線の人・モノの往来を支えました。

スユニ50 0番台は本州向けの郵便・荷物車で50系に準じた車体形状を持つ全鋼製の車両です。夜行鈍行「山陰」では昭和55年(1980)頃以降の編成で見られました。