生命とは何か: 物理的にみた生細胞 (岩波文庫 青 946-1)

◆商品名:生命とは何か: 物理的にみた生細胞 (岩波文庫 青 946-1)
量子力学を創始し、原子物理学の基礎を築いた人が追究した生命の本質とは? 本書は分子生物学の生みの親となった20世紀の名著である。生物現象ことに遺伝のしくみと染色体行動における物質の構造と法則を物理学と化学で説明し、生物における意義を究明する。負のエントロピー論や終章の哲学観など今も議論を呼ぶ科学の古典。目次まえがき第一章 この問題に対して古典物理学者はどう近づくか?第二章 遺伝のしくみ第三章 突然変異第四章 量子力学によりはじめて明らかにされること第五章 デルブリュックの模型の検討と吟味第六章 秩序、無秩序、エントロピー第七章 生命は物理学の法則に支配されているか?エピローグ 決定論と自由意思について岩波新書版(一九七五年)への訳者あとがき二一世紀前半の読者にとっての本書の意義 ──岩波文庫への収録(二〇〇八年)に際しての訳者あとがき