ツァラトゥストラはこう言った 上 (岩波文庫 青 639-2)

◆商品名:ツァラトゥストラはこう言った 上 (岩波文庫 青 639-2)
晩年のニーチェ(一八四四―一九〇〇)がその根本思想を体系的に展開した第一歩というべき著作。有名な神は死んだという言葉で表わされたニヒリズムの確認からはじめて、さらにニーチェは、神による価値づけ・目的づけを剥ぎとられた在るがままの人間存在はその意味を何によって見出すべきかと問い、それに答えようとする。目次第 一 部ツァラトゥストラの序説 ──超人とおしまいの人間たち──ツァラトゥストラの教説三段の変化徳 の 講 壇世界の背後を説く者身体の軽蔑者喜びの情熱と苦しみの情熱蒼白の犯罪者読むことと書くこと山 上 の 木死の説教者戦争と戦士新しい偶像市 場 の 蠅純 潔友千の目標と一つの目標隣人への愛創造者の道老いた女と若い女蝮の咬み傷子どもと結婚自 由 な 死贈り与える徳第 二 部鏡を持った幼な子至福の島々で同情者たち聖職者たち有徳者たち賤 民毒ぐもタランテラ名声高い賢者たち夜 の 歌舞 踏 の 歌墓 の 歌自 己 超 克悲壮な者たち教 養 の 国汚れなき認識学 者詩 人大いなる事件預 言 者救 済処 世 の 術最も静かな時解 説(第一・二部)