凍りのくじら (講談社文庫 つ 28-5)
◆商品名:凍りのくじら (講談社文庫 つ 28-5)
藤子・F・不二雄を先生と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で写真を撮らせてほしいと言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。(講談社文庫)辻村ワールド、最高傑作登場高校2年、芦沢理帆子――。家に帰れば、本が読めるから誰と話しても、本気で楽しいと思えたことがなかった。あの光と出会うまでは。この物語は辻村さんの小説の中でも特別な感じがする。――瀬名秀明藤子・F・不二雄を先生と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で写真を撮らせてほしいと言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。