津軽伝統人形芝居 金多豆蔵 其の二 DVD

世相を笑い飛ばす庶民の代弁者的存在
津軽に密着した素朴さ

【第一幕】大黒舞踊り
赤い頭巾を被り、打ち出の小槌を持った、色鮮やかな大黒天の人形が商売・家内の繁盛を願い、縁起の良い舞いを披露する。おもに祝いの席で演じられてきた。

【第二幕】金多と泥棒
出稼ぎで東京に出てきた金多は、仕事もなく疲れ果てていたところを泥棒に狙われてしまう。だが、得意の話術で逆に泥棒を手玉にとってしまう。

【第三幕一場】石見重太郎 狒々退治
金多と豆蔵が暮らす村では、人々を困らせる狒々の怒りを鎮めるため毎年、若い娘を神様に差し出す、悲しい祭りが行われていた。今年も、またその季節がやってきた・・・。

【第三幕二場】石見重太郎 狒々退治
金多と豆蔵は、侍石見重太郎の協力を得て、狒々退治に向かった。初めて見るその姿に、二人は大騒ぎ。おびえる彼らのやりとりが笑いを誘う。そして、物語は意外な展開に・・・。

62分