新体操の高い技術・パフォーマンスは「選手の身体づくり」から始まっている。
指導者は選手の身体の状況を知ることが非常に大切であり、実際に伊那西高校新体操部が工夫して取り入れているコンディショニングトレーニング方法を紹介。
また、アメリカンカでは身体の軸を確認しながら筋力を高めると共に、動きを加えながら実践練習へとつなげていく。
◎練習前の身体チェック
・太ももの裏の可動域の測定 ・腰から太ももにかけての柔軟性の確認
・肩・胸周りの測定 ・股関節の測定
・上半身の筋力の測定 ・ジャンプ力の測定
・体幹の筋力の測定(腹斜筋、横の体幹の筋肉)
・実際に体幹がどのくらい使えているか
◎練習中のパフォーマンスを上げるためのトレーニング
・体幹を整える ・ストレッチ ・筋肉を動かす(敏捷性)
・選手の敏捷性を新体操の動きに変えていく ・指示で反応
◎コンディショニングの必要性とは
◎アメリカンカ
全身で表現することに対しての基礎は、「バレエレッスン」を用いて体得していく。バレエとなると専門的な指導や難しいレベルを想像しがちだが、新体操におけるバレエレッスンでは自身の身体と向き合い、動きの中で正しく美しいポジションが取れているかを確認していくことがポイントとなる。
その他にも「より実践に近づけるためのトレーニング」や、選手自らが課題を見つけるための「メンタルチェック」などを紹介していく。
◎バレエレッスン
◎練習をより実践に近づけるためのトレーニング
・身体のポジションを正しく取りながら歩く ・走る動作
・ジャンプの動きを加える ・ジャンプの導入
・ジャンプターン ・ローテーション
◎メンタルチェック
ここでは新体操で使用する手具(フープ・ボール)の実践練習を見ていく。
一つの作品演目を完成させるために選手に必要な練習とは?
曲に合わせて行なう実践練習では技術・曲目の理解度・構成を考慮し、一つ一つの課題と向き合いながら完成に至るまでの過程に着目する。
◎フープ
◎フープの実践練習
マステリー
◎ボール
投げて捕る
◎ボールの実践練習
Disc3に続き、手具(クラブ・リボン)の扱い方の基本操作から、作品演目に取り入れた時に露わになる失敗、注意点を紹介する。
イメージする演技に技術が到達していない選手へのアドバイス方法、難度の高い技を取得するための練習法など、橋爪監督が取り入れている指導法を分かり易く解説。
フープ・ボール・クラブ・リボン各手具の基本的な取り扱い方も合わせて公開していく。
◎クラブ
(小円の動き、風車の動き、手元で小さく投げる、片手で2本投げる、1本を大きく投げる、転がす)
◎クラブの実践練習
◎リボン
(らせん、蛇形、投げ上げる)
◎リボンの実践練習
◎各手具の基礎技術
・フープ ・ボール ・クラブ ・リボン
5人全員の高い集中力が常に必要となる団体種目において、どのような練習方法を取り入れ、一糸乱れぬ美しい演技を身につけていったのか…。
Disc5では団体の柱である「交換」、さらに華麗な演技に欠かすことの出来ない「連係」について順を追って解説。伊那西高校新体操部のダイナミックで美しい演技の秘訣を紐解いていく。
◎交換
◎連係
◎団体演技の実践