剣道に特化した安房高校オリジナル・トレーニングを専属トレーナーにより解説する。体幹を鍛え、瞬発力や筋持久力を強化し、身体能力の向上とケガの予防に効果的なトレーニング・メニューを紹介する。通常のトレーニングとは大きく異なり、剣道の競技特性を元に組み立てられたメニューとなっている。初心者における「足さばき」の習得や中上級者の日常のトレーニングとして取り入れると非常に効果的である。
◎体幹のトレーニング ◎瞬発力と素早さを鍛えるラダーのトレーニング ◎ミニハードルを使った跳躍力のトレーニング
◎呼吸器系・筋持久力・心肺機能を高めるトレーニング
まず防具なしで「足さばき」「入り」を重視した練習を行なう。剣道では『一眼二足三胆四力』と足の大切さを説いているが、剣道独特の足使いをマスターすることは容易なことではない。身体能力の高い経験豊富な選手でも足さばきを極めることにより、更に上達が期待でき、初心者も足さばきから始めると覚え方がスムーズで早く上達する。また、足に注目することにより腰の落ちた構え、上体の開きなどを修正できる。
◎スキップ ◎「入り」の動作 ◎「歩み足」から「入り」 ◎「送り足」
また、特典映像として、安房高校の試合前のアップを収録。狭いアップ会場で短時間に行なえる練習を紹介する。
足を踏む動作は強く、素早く、正しく行なうことによって強い打突を生むことができる。一足一刀の間合いから、技をつなぐ意識を身につけることで、一本をとる技を繰り出すことができる。練習は素振りの要領で展開していくが、竹刀を振ることでバランスを崩すより、ここではあえて竹刀を持たず、足だけをしっかり作っていく。
◎「踏み」足を踏む動作 ◎「入り」から素早く「踏み込み」に移る動作 ◎後ろに踏んで下がる(引き面の要領) ◎引き小手、胴打ちの足さばき ◎一連の動きから踏み込み動作 ◎追い込み足から面打ち ◎早素振り(連続正面打ち)
ここまで「体幹のトレーニング」「足さばき」「踏み」と下半身の練習が中心だったが、いよいよ実際に竹刀を持ち、竹刀打ちの練習に入っていく。正確な足のステップと正しい手の内で竹刀を打突しているか、スピーディーで力強く竹刀が振れているか、勝つための竹刀打ちを解説する。
◎竹刀打ち ◎ジャンプをして正面打ち ◎片手で面打ち ◎早く面打ち(諸手) ◎息を止めて30本 ◎双方の切り返し
最後に防具を着けての稽古を展開する。切り返しは体さばき、足さばき、手の内と剣道に必要な要素がすべて含まれている。更に切り返しを利用しながら技の展開に移行していき、より実戦的な打ち込み練習を紹介する。
◎切り返し ◎面体当たり~切り返し ◎一息で早い切り返し ◎切り返しからの展開◎足さばきと体幹をミックスしながら技の展開 ◎相手の技の仕掛けを応じて技をつなぐ ◎一足からの面打ち 他