“少ない練習時間の中、時間を割いて行なう準備運動〜打ち込み稽古”
準備運動では、脚力強化、心肺機能の向上、怪我の防止を図り、中国式トレーニングなどを取り入れた様々な稽古メニューを公開。
打ち込みは「大きく・強く・速い打ち込み」を身につけるために必要な要素を桐蔭学園オリジナル稽古を交えながら習得していく。
◎準備運動
・馬跳び ・両足ジャンプ ・中国式トレーニング
・ストレッチ(静的運動) ・回転運動(動的運動)
◎打ち込み
・大きくゆっくり入る打ち込み ・強く入る打ち込み
・打ち込み(13秒) ・2つの技を組み合わせた打ち込み
・持ち上げ(連続) ・2本目持ち上げ
・掛け切り ・押し込み ・釣り出し
“新ルールに素早く対応し、組手を制して勝負に勝つ!”
柔道は組手で8割9割勝負がつくように、ここではいくつかの段階に分けて組手を極め、自分の得意な形に持っていく力をつける。
組手の実践稽古では、試合の状況に応じて必要となる技術や対応力を伸ばしていき、
喧嘩四つの組手では、基本から苦手意識のある選手への指導方法などを紹介する。
◎組み手
・構えから組む ・奧襟をたたく
・相手に奥襟をたたかせない【新ルール対応】
・相手に奥襟を持たれてしまった場合【新ルール対応】
・相手に絞られた形からの展開
・絞った後 切らせない
・新ルールについて
◎組み手の実践
・奧襟(攻防) ・両袖を絞られた形からの実践練習
・喧嘩四つの組み手
“桐蔭学園の実践練習は驚くほど短かった…”
試合前に取り組む対戦相手を想定した乱取りや、極力短い時間の中で集中して行なう実践稽古を紹介していく。
「継続することで成果が出る」との廣川の信念のもと、毎日練習後に桐蔭学園女子柔道部が行なっている独創的な筋力トレーニングまでも収録。
いかに効率良く行なうかを考え、経験の浅い選手には別のトレーニングを指示するなど、廣川の工夫された指導法を垣間見ることが出来る。
◎実践練習
・条件乱取り ・乱取り
・ゴールデンスコアの乱取り【新ルール対応】
◎トレーニング
・引き出し ・畳ダッシュ
・受け身ダッシュ ・綱トレーニング ・倒立