このDVDシリーズは「中学・高校までに身につけておきたい柔道技術とは?」をテーマに、『組み手』の基礎を確認し、『体さばき』をマスターした上で、『得意技の構築』をしていく内容となっています。
基礎から実戦的メニューまで、選手のレベルを問わず理解しやすい構成。特に『得意技の構築』では、背負投(担ぐ)、大外刈(刈る)、内股(はねる)という柔道の代表的な動作を紹介しています。
中学・高校の時期だからこそ習得するべき内容がふんだんに盛り込まれた、最高の柔道DVD教材です。
発売:2012年
監修・指導:上水研一朗(東海大学男子柔道部監督)
実技協力:井上康生(東海大学男子柔道部副監督)
実技:東海大学男子柔道部
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日本柔道界を代表する選手を育成、輩出し続けている東海大学柔道部。
今回の実技は井上康生副監督をはじめとする、東海大学柔道部の全面協力で行なっています。
Disc1「組み手の基本」 (46分)
どんな技でも、相手と組み合い仕掛けていくことが大前提。
組み手の「組む・動く」という基本動作はすべての柔道技術の原点であり、組み手の差が技の差に直結している。
技を決める組み手を徹底指導。対戦相手により相四つ、けんか四つという異なった二種類の組み手を自在に使いこなし、相手との体格差も考慮した実戦的な引き手と釣り手を、この巻でマスターする。
- ・引き手の力を伝え、相手をコントロールする方法とは?
- ・組み合えない状況のときにどのようにして引き手を持つか?
- ・けんか四つの釣り手では、相手が上で自分が下、相手が下で自分が上の場合があるが、その際に有利な状況へ持ち込むための組み方とは? 等
Disc2「体さばきの習得」 (55分)
前巻で学んだ組み手を実際に使ってみる。
瞬時の状況判断、決断力、そして動きを体得する。さらに、組み手と共に重要な技術である体さばきと足さばきを学び、得意技の構築へと移行していく。
また、掬投、谷落、出足払など「後の先」と言われる技で勝負強い選手を作る。
- ・相手を動かす際に重要な重心のポイントとは?
- ・技を仕掛ける際の3つのポイントとはなにか?
- ・相手に技を仕掛けられた際に相手の技をずらす方法とは? 等
Disc3「得意技の構築 I」 (39分)
これまでに習得した組み手と体さばきを活用し、得意技を構築する過程とポイントを解説する。
◎背負投
- ・練習時に間違えやすい受け方とは?
- ・相四つの際の回転しやすい掛け方とは?
- ・けんか四つの際に相四つよりも意識しなければならないポイントとは? 等
◎大外刈
- ・自分の上半身を固定するポイントとは?
- ・けんか四つの場合のステップと刈り方とは? 等
同じ技でも相四つとけんか四つでは、入り方、組み手の使い方が違う。
手首の使い方、足さばきなど様々な注意点を解説し、背負投、大外刈を得意技としてマスターする。さらに実戦的な応用として、小内刈からの背負投や、背負投とみせての小内刈など、様々な連絡技を駆使して試合に勝つための技をつくる。連絡技を決めるためのフェイントを使うタイミングや、狙い所をつかむ。
Disc4「得意技の構築 II」 (43分)
◎内股
井上康生副監督が現役時代に得意技としていた内股を、スロー映像で収録。
内股の打ち込みから実戦的な応用や連絡技へと、次々に技のポイントが解明されていく。相手の重心の位置を素早く察知して、技を仕掛けるタイミングを覚える。
- ・相四つとけんか四つとでの引き出し方の違いとは?
- ・飛び込みの内股とケンケン内股のそれぞれの有効なタイミングとそのポイントとは?
- ・相四つの際の大内刈からの内股と内股からの小内刈、けんか四つの際の小外刈からの内股と内股からの体落、それぞれどのように仕掛ければよいか? 等
◎技の練習方法
これまで紹介してきた技を習得するために東海大学柔道部で行なっている練習方法を公開。打ち込みを中心とした練習方法を解説する。