Disc1では、選手一人一人の基礎技術を高めることを目的としたトレーニングドリルを収録しました。
はじめに、現代の女子選手に必要な技術や体のキレ、体幹を鍛える狙いと効果が込められた、西中オリジナルのダッシュとラダートレーニングを紹介します。
さらに、ディフェンスとオフェンスの“フットワークドリル”や、肩甲骨を使うことに着目した“キャッチボールとシュート練習”などを収録。
「如何にして彼女たちが全中連覇を成し遂げたのか…」強さの秘訣が読み取れる基礎技術への取り組みとなっています。
◎フィジカルトレーニング
〇ダッシュ6種 〇ラダートレーニング10種 〇ディフェンスフットワーク5種
〇オフェンスフットワーク7種 〇バックステップ(バックステップ斜めに下がる)
◎オフェンス練習
〇キャッチボール3種 〇肩甲骨を使ったシュート練習(肩甲骨を使えていないパターン)
Disc2では、西中ハンドボール部が取り組んでいるオフェンスとディフェンスの実践練習を紹介していきます。
前半のオフェンス練習では、基本技術となるアウトカットと判断力を鍛える総合トレーニングを収録。
ディフェンスの位置や狙いを瞬時に見極め、正しい判断を下す能力を身につけていきます。
後半のディフェンス練習では、アグレッシブなディフェンスを展開するために必要な“当たり”のドリルを4種紹介します。
さらに3対2、5対4、6対5という数的不利な状況で行なう牽制ドリルを収録しました。
自分のマークだけではなく、仲間のフォローやオフザボールの重要性など、ディフェンスにおける大切な指導ポイントが随所に盛り込まれた内容となっております。
◎オフェンス練習
〇アウトカット 〇判断力を鍛える総合練習5対4
◎ディフェンス練習
〇1:1当たり(サイドステップ/手あり/範囲当たり)
〇牽制3対2 〇牽制5対4 〇牽制6対5
最終巻となるDisc3では、西中ハンドボール部の最大の特長である、速攻に関するトレーニングを余すことなく収録しました。
スピーディーで力強いパスワークや、速攻のきっかけを作る切り出し練習(カットイン)など、女子選手を指導するために灘監督が生み出した、独自の理論とその習得方法が収められています。
さらに本作の総仕上げとして、二手先、三手先の展開を予測しながら行なう二色速攻というドリルをご紹介いただきました。
選手一人一人の動きを観察し、改善すべき点や具体例を懇切丁寧に指導する姿からは、指導者の見るべきポイントや立ち位置など、様々なことが学べる内容となっています。
◎速攻
〇5パス&ヒットゲーム
〇3対3タッチダウンゲーム
〇4対4タッチダウンゲーム
〇切り出し練習(勝ち位置2対1/勝ち位置3対2/勝ち位置4対3)
〇二色速攻(4対4/6対6)