1巻には女子体操競技の中で花形にあたる「ゆか」の演技と、その補助方法を収録しました。
一つ一つの技がどのような段階を踏んで修得されているのか、順を追って練習方法を紹介。アクロバット系の技においては、選手の空中姿勢や回転、ひねり動作を支持し、スムーズな動きにつなげるための補助ポイントも同時に収録しています。
◆自由演技
◆アクロバット系
◎ロンダート〜バク転〜伸身ジャンプの補助
◎ロンダート〜バク転〜伸身宙返りの補助
◎ロンダート〜バク転〜伸身宙返り1/2ひねりの補助
◎後方伸身1回ひねりの補助 ◎後方伸身1回半ひねりの補助
◎後方伸身1回半〜抱え込み前宙の補助 ◎後方伸身2回ひねりの補助
◎後方伸身2回半ひねりの補助
◎タントラで前方伸身宙返りの連続
◎伸身前宙〜伸身ジャンプ ◎伸身前宙〜抱え込み前宙
◎後方抱え込み2回宙返りの段階指導【背落ち】
◎タントラで後方抱え込み2回宙返りの補助
◎後方屈身2回宙返り ◎後方伸身1回半〜前方伸身前宙1回ひねり
◆ダンス系
◎交差とび ◎交差1/4(ジョンソン)
◎リープ1/2(ジャンプ1/1) ◎脚を持つ1回ターン
跳馬は約4秒間の演技で全てが決まります。複数の技で構成される他の競技と違い、一つの技で得点を競う跳馬は、個人総合において結果を左右する重要なファクターになるとも言えるでしょう。2巻では前転とび、ツカハラとび、ユルチェンコという3種の技の導入から発展技までを、間違いやすい失敗例なども交えながら紹介していきます。
◆前転とび
◎ロイタージャンプ〜前方抱え込み宙返り
◎跳馬と同じ高さのマットへ前方抱え込み宙返り
◎跳馬と同じ高さのマットへ前方伸身宙返り
◎跳馬より少し高いマットへ前転とび〜前方伸身宙返り
◎前転とび〜前方抱え込み宙返り
◎前転とび〜前方抱え込み宙返りの補助?下から上げる/?台上で補助
◎間違いやすい悪い例
◆ツカハラとび
◎跳馬より少し高いマットへ側転とび ◎ツカハラとび
◎ツカハラとびの補助?下から上げる/?台の上で回す ◎ツカハラとびの間違った例
◆ユルチェンコ
◎ユルチェンコの導入
◎跳馬より少し高いマットへロンダート〜伸身宙返り
◎跳馬より高いマットへバク転をして立つ
◎ユルチェンコ〜伸身宙返り
◎ユルチェンコ〜伸身宙返りの補助?下から上げる/?台の上で回す
◎ユルチェンコ1/2の補助 ◎ユルチェンコ1/1の補助
車輪や棒間移動といったダイナミックな変化が求められる段違い平行棒は、ゆかの演技に劣らず華やかな種目ですが、ここでも坂本監督は「大切なことは基本の技術」と語ります。3巻ではまず始めに段違い平行棒の中で基本技となる「蹴上がり倒立」「ホンテン倒立」の実施ポイントや補助方法を紹介。更に後半では移動技、離れ技などの段階的な修得方法を分かりやすく解説していきます。
◆基本的な演技2種
◆倒立の補助
◎蹴上がり倒立の補助 ◎ホンテン倒立の補助
◎フット倒立の補助 ◎シュタルダーの補助
◆車輪の補助
◎メビウスでの後方車輪の補助 ◎メビウスでの前方車輪の補助
◎前方車輪の倒立から真下に来た時ウレタンで止める
◎ツイスト〜移行の補助 ◎フルターンの補助
◆移動技の補助
◎低棒〜フットとび〜高棒懸垂のための腹落ち ◎低棒〜フットとび〜高棒懸垂の補助
◎高棒〜下1/2とびのための導入の補助 ◎高棒〜下1/2とびの補助
◎パク宙返りの導入の補助 ◎パク宙返りの補助
◆離れ技の補助
◎ギンガ―の導入と補助 ◎イェーガーの導入と補助
4巻では高さ125センチ、幅はたったの10センチしかないステージで繰り広げられる平均台の演技について解説していきます。平均台は「ゆか」と同様にアクロバットとダンスで構成される種目ですが、選手たちは常に落下の恐怖と戦いながら演技を行なわなくてはなりません。そこでこの巻では選手の恐怖心を取り除くための補助のコツや、落下せずに技を実施するためのタイミング、力を入れるポイントなどを多数紹介しています。
◆基本的な演技
◆アクロバット系
◎バク転・スワン?ブリッジ〜バク転/?バク転〜バク転/?バク転〜スワン
◎側宙の補助・横向き ◎側宙の補助・縦向き ◎前方開脚伸身前宙
◎ロンダート〜後方伸身宙返り下りの補助
◎ロンダート〜後方伸身1回ひねりの補助
◎ロンダート〜後方伸身2回ひねりの補助
◆ダンス系
◎交差とび ◎交差とび(NG例)
◎前後開脚ジャンプ ◎脚を持った1回ターン
◆難易度を下げた演技