りんは読経やおまいりの開始を知らせるためりん棒で鳴らします。
音で邪気をはらい空間を清める力もあります。
いつまでも余韻の残る高い澄んだ音色が特徴の砂張(佐波理)で作られたおりんです。
りん台とりん棒がセットになったコンパクトサイズで、モダン仏壇やミニ仏壇など小さい仏壇にそのままお飾りできます。
おりんの内側は自然な鋳肌の風合いをそのまま残した、手づくりならではの美しい仕上げになっています。
りん台の中央には滑り止めのシリコンが取り付けてあり、おりんが揺れても転がり落ちることはありません。
熟練の職人によって丹精込めて造られる格調高い高岡銅器のおりんです。
◆ 高岡銅器 ◆
400年の伝統を誇る高岡銅器は、原型づくり→鋳造→仕上げ加工→着色または磨き加工という細かい工程をたどりつくられます。
どの工程においても、熟練した職人が手技の粋を発揮し、それらが連携することにより1つの造形美が生まれます。
鋳造工程では、溶けた金属の温度を「目で測る」ほどの長年培った熟練度が要求されます。
伝統と気品に満ち溢れた高岡銅器は、ご自宅用はもちろん、贈答品として大変喜ばれています。