戻らんば‐認知症の姑と暮らした十年余‐(モノクロ版)(浜本知恵子・著)B6/124頁

認知症にかかった姑を家庭で介護することになった著者とその家族の十年余に及ぶ記録です。筆舌に尽くしがたい、非常に厳しい現実が待ち構えていました。が、それを支えたのは家族の力、そしてユーモアの力でした。……今後さらに深刻化すると言われている「親の介護」(家庭介護)と「認知症」の問題。自身によるイラストや写真を交えながら、著者は自らが直面することになったそうした問題の現実を綴っています。