成分・分量
製品1枚(115g)中 ジクロルボス21.39g
用法及び用量 1) | 本剤は、開封したのち下記要領に従い使用すること。 |
使用場所 | 対象害虫 | 使 用 量 | 使 用 法 |
(1)以下の場所のうち、人が長時間留まらない区域:店舗、ホテル、旅館、工場、倉庫、畜舎、テント、地下室 | ハエ、蚊 | 25〜30m3の 空間容積当り1枚 | 天井又は壁から吊り下げる。 |
(2)便所 | 8〜12m3の 空間容積当り1枚 |
(3)下水槽 浄化槽など | 5〜10m3の 空間容積当り1枚 | 蓋、マンホールから(少なくとも水面より20cm以上の高さに)吊り下げる。 |
(4)ごみ箱 厨芥箱など | ハエ、 ゴキブリ | 上蓋の中央部から吊り下げるか、又は上蓋の内側に取り付ける。 |
(5)戸棚、キャビネットなど | ゴキブリ | 容器の上側から吊り下げる。 |
2) | 同一場所に2枚以上使用する場合は、それぞれ少なくとも3m以上の間隔で吊るすこと。 |
3) | 開封した本剤の有効期間は、通常2〜3箇月である。 |
4) | 使用中に殺虫効果が低下したと思われたら、本剤の表面に付着したゴミ又は水分などを紙や布でふきとると再び効果が高まる。 |
効能・効果
ハエ、蚊及びゴキブリの駆除
保健衛生上の危害を防止するために
1.居室(客室、事務室、教室、病室を含む)では使用しないこと。なお、居室にある戸棚・キャビネット内などでも使用しないこと。
2.飲食する場所(食堂など)及び飲食物が露出している場所(調理場、食品倉庫、食品加工場など)では使用しないこと。
3.万一、身体に異常(倦怠感、頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、多汗等)が起きた場合は、使用を中止し、この文書を持って本剤が有機リン系の殺虫剤であることを医師に告げて診療を受けること。
本剤の解毒剤としては、硫酸アトロピン製剤及び PAM 製剤(2−ピリジンアルドキシムメチオダイド製剤)が有効であると報告されている。
4.今までに薬や化粧品等によるアレルギー症状(例えば発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等)を起こしたことがある人は、使用前に医師又は薬剤師に相談すること。
5.表面に少量の液体が付着することがあるので、目に入らないよう注意すること。
万一、目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗うこと。なお、症状が重い場合には、この文書を持って眼科医の診療を受けること。