交配用 ビーフライ 1000匹 ヒロズキンバエのさなぎ 次世代受粉用資材 (ミツバチと併用,蜜蜂の代用,イチゴ用花粉媒介昆虫) アピ

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ビーフライとBフライヤーIIはそれぞれ別売です

ビーフライ

ビーフライの導入
・イチゴの新たな花粉媒介昆虫(交配昆虫)として、 ヒロズキンバエ(商品名「ビーフライ」)が注目されています。
・セイヨウミツバチ(ミツバチ)との併用や、ビーフライ単独利用が可能です。
・ミツバチの活動不良や過剰訪花が原因で生じる奇形果発生を低減させることができます。
・毒針がないので、刺されることはありません。
・ウリ科(スイカ・メロンなど)やナス科(ナス・トマトなど)では利用できません。

■内容 サナギ約1000匹入り/パック
■交配面積 10a/イチゴ利用4-5パック、マンゴー利用10パック(ミツバチと併用する場合は任意のパック数)
■使用期間 2-3週間
有効な利用場面
1)冬季日照不足でミツバチが活動しにくい地域
2)軽量なビーフライは花を傷つけないため、ミツバチの過剰訪花で奇形果が発生する施設
3)小面積の施設でのミツバチと同等以下の費用でビーフライを代替利用
4)ミツバチの活動が制限されている施設(圃場近辺の剪定枝の焼却煙や燃焼型CO2発生機を用いた高濃度施用等)
 
比較活動  温度 温度幅 特徴
ミツバチ 18-25℃ 8℃ 紫外線必要
マルハナバチ 15-28℃ 14℃ 紫外線必要
ヒロズキンバエ 10-35℃ 26℃ 紫外線不要
ビーフライの蛹は、パックにカンナ屑と一緒に入った状態で届きます。 寒い時期は羽化に時間を要するため、羽化開始前にハウス内に持ち込むとクモやアリに食害されるなどのトラブルが起きやすいので、 次のような手順で導入します。

1 パックの蓋を開けて、虫かご等に入れ、暖かい室内に置き、羽化を促します。羽化開始時期は蛹の状態により異なりますが、25℃程度の場合、約2?3日で羽化が始まります。※蛹が黒くなるのが羽化開始の前兆です。
  
2 羽化が始まったら、ハウス内に持ち込みます。パックは吊るしたり高い台の上に置くなどして、徘徊性クモ類に狙われないようにしてください。蛹が40℃以上の高温にさらされると羽化率が極端に低下しますので、パックには直射日光が当たらないようにします。
注意点
●羽化の早さは個体差があります。時期によっては、ほぼすべての蛹が羽化するのに2週間以上かかることがあります。
●ビーフライの寿命は2-3週間と短く、ミツバチと比べてハウス外に逃亡しやすいため、1-2週間ごとに継続した導入をお勧めします。
●スピノエース顆粒水和剤とディアナSCは、殺虫効果が高く散布後2週間以上は羽化した成虫への影響が残りますので、ビーフライ利用中は使用できません。
●合成ピレスロイド剤も、ビーフライ成虫に対して著しく高い殺虫効果を示します。
●ハウス内は清潔に保つ必要があります。果実の残渣や動物の死骸などがあると、ビーフライはそちらに集まり訪花しなくなります。
 
ビーフライヤーII(羽化用キット)

BフライヤーII のご案内
1 ビーフライヤーのフタを開け、ヒーターの黒い面を上にして置き、電源に繋ぎます。  コンセントのコードを出口穴(左右どちらでも可)へ沿わせてください。
2 ヒーターの上に設置台を置きます。
※ヒーターに直接パックを置くと、蛹が高温になり死亡する恐れがあります。     必ず設置台を置いてください。
 
3 箱内に新聞紙を敷き、ビーフライのパックの蓋を開けて置きます。
ヒーターが羽化時に出る体液で汚れるので、新聞紙を敷くことをお勧めします。
ビーフライヤーには一度に6パックまで入ります。
4 ビーフライヤーのフタを閉じ、施設内の高い台の上に置くもしくは吊るします。
蛹に直射日光が当たらないように、必ずフタを閉じてください。
ヒーターのACプラグコンセントを繋ぎ、通電します。
※通電するとヒーターは40℃前後に制御されます。
※コンセント周辺部の水濡れにはご注意ください。
急激な温度変化を避けるため、付属の遮光フィルムを箱にかけます。
※フィルムで出口穴をふさがないようご注意ください。重りで押さえることをお勧めします。
【注意】BフライヤーIIはサーモスタット機能がありませんので、ハウス内温度が25℃を超えてきたら電源をOFFにして下さい。