はいくないきもの 谷川俊太郎 皆川明(ミナペルホネン)

皆川明さん×谷川俊太郎さんがあかちゃんに贈る、はじめての俳句?はじめてのファンタジー!

においをかぎたい、空を飛びたい、歌をうたいたい……そう強く願ううちに、ちょっと変わった姿かたちになった12の「いきもの」たち。 「おしめしべ まだのんなりむ かふっふん」と、意味がないようであるような、ふしぎなことばは、五七五の俳句調になっています。

ことばを覚える前のあかちゃんからたのしめる絵本。「子どもたちには、みんなと違っても、自分を貫く生き方をしてほしい」という、皆川明さんの願いが込められた絵に、谷川俊太郎さんが俳句のリズムを添えました。前ページの語尾と次ページの文頭がつながるあそびごころもあり、「はいく」のもうひとつの意味、ハイキングをしているようなたのしさも味わえます。

出版社:クレヨンハウス皆川/明
サイズ:22 x 22 x 1 cm


●皆川/明
ミナペルホネンデザイナー。1995年、自身のブランドを設立。オリジナルの図案による生地から、物語性のあるデザインを発表している。衣服のほか、家具、器なども手がけ、青森県立美術館や金沢21世紀美術館、東京スカイツリーのユニフォームデザインも行っている

●谷川/俊太郎
詩人。21歳のとき、詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、子どもの本、作詞、シナリオ、翻訳など幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)