辨天娘 純米 1800ml 太田酒造場は鳥取県の山間の蔵元です。この辨天娘は自家栽培した地元の若桜太田産の五百万石を使用して醸されています。一般的にお酒はタンク毎に微妙に異なるスペックを平均化するためブレンドするのですが、ここの蔵元のお酒の特徴として仕込順毎にブレンドせずに商品として出荷する為同じ純米酒でも仕込み順が違うと大分味わいが異なることです。仕込み順1号は「1番娘」とそれぞれ「○番娘」と名前を付けて表示しています。これは蔵元さんが仕込み毎に異なる味わいを味わって欲しいとの願いからそうしているそうです。香りは穏やかですが青リンゴのような香りもあります。味わいも派手さは無いがしっとりとした味わい、燗をすると旨みが際立ち、燗ざましはさらに美味しいしっかりと発酵させたお酒の特徴が出ています。